国税のe-Taxとの違いは、用語ですかね。eLTAXでは「ダイレクト方式を利用した納税」といいます。e-Taxでは、「ダイレクト納付」といいますが、同じことです。
どちらも、その都度、引き落とし日を指定できる自動引き落としのことです。
ただ、それぞれ別々に利用開始手続きがいるので、別途行いましょう。
e-Taxソフトに当たるeLTAXソフトは、「PCdesk(Web版)」といいます。
e-Taxとの違いでいうと、e-Taxでは、電子申告をすれば、その納税用のデータも同時に作られます。
eLTAXでは、電子申告をしただけでは、納税用のデータは作られません。改めて自分で作る必要があります。
電子申告後、その申告データを検索して、「納付情報登録依頼」手続きをします。この用語は国税・地方税ともに同じですね。
県税のあと、市税をそれぞれ作成します。
eLTAXダイレクト納付の注意点
これができたら、もう一度お知らせをチェックして、納税手続きをします。
この際、会社の住所を入力する欄がありますが、これが、現住所と異なる古いもののままの場合があります。「次へ」をクリックする前に、納税地や提出先の役所との一致をしっかりチェックし、違っていたらここで修正しておきましょう。
もし、間違ったデータでダイレクト納付手続きをしてしまっても、引き落とし日が先の日付なら、次の手順で挽回できます。
- ダイレクト納付の納付日をキャンセルする手続きをします
- そのダイレクト納付依頼を削除します(納付日をキャンセルしないと削除できません)
- ダイレクト納付依頼を作り直します
これでOKです。なので、ダイレクト納付の引き落とし日は、翌日以降がいいですね。