定期的に別人になる(ただしリスクはヘッジして)

先日ラジオを聴いていたら、内田樹さんが出ていました。声初めて聞いた!

私は昔、内田さんの著書『疲れすぎて眠れぬ夜のために』『先生はえらい』の愛読者でした。

内田さんは教育について、

東洋的な修行の概念(学ぶ)とは別人になること。昨日まで信じていたことが今日はだめ、次行こう、また次行こうという、連続的な自己刷新である(首尾一貫した自己同一性・アイデンティティを認めない)

NHKラジオ第一放送2023/11/24「高橋源一郎の飛ぶ教室」

と述べていました。

『魁!男塾』だったかでも出てきた「男子三日会わざれば刮目して見よ」というお話ですね。

私も、定期的に別人になるのが好きなんですよ。

  • まじめに生きてきたのに、不良ばかりのゲーセンに通いだし、
  • 女子としゃべれなかったので、女子ばかりの部活に入り、
  • 20代で結婚して、妻の姓を名乗り、
  • 長年勤めた広告業界をやめて、税理士になり、
  • 勤めるのをやめて、独立し、

という人生を送ってきました。

別人になると、成長したかはともかく、違う世界を体験でき、楽しく生きられると感じています。

しかし、別人になるには注意点も

とはいえ、【別人になる】のは、気軽に人におすすめできるものではありません。

「転職したい」と相談を受けると、基本的に反対します。

私も税理士業界に転職しましたが、それはその当時、税理士試験に4科目合格しており、最後の5科目めの合格も確実だろうという読みがあったからです。

学生時代や、若いときなら、いくらでも未知の世界に飛び込めばいいと思います。やり直しが効きますので。

しかし、その後は、後ろ盾・リスクヘッジになるものがないと、飛び込むべきではないと思います。

貯金でも資格でもいいですし、支援してくれる親族でもいいでしょう。経費を極小にできるとか。なにかないか、探してから別人になりましょう。

ということで、今日から実名ブログに変わります

税理士の木村将秀(旧姓:吉田)です。43歳の税理士の行動、考えを発信していきます。


今日の初めて

  • e-Taxソフト(Web版)で、とある手続き
  • e-Taxソフト(PC版)で、とある手続き
  • 税理士会・税理士会の支部で、とある手続き
  • 会計ソフト会社で、とある手続き
  • とあるオンラインセミナーの受講