決算書や申告書などの成果物に、間違いがないか。これは、自問自答では絶対に発見できません。去年のものと比較してみる必要があります。
決算や申告などの怖いところは、1年に1回しかやらないから、経験を積みにくい点です。前にあそこで間違えたよな、と思って1つ、気を付けて処理をしても、実は2つ処理しないといけない、ということもあります。
でも、1年経つと、もう1つのことを忘れてしまうものです。当時のメモを見返しても、自分が何を言っているのか分からない。チェックリストが多すぎて、見逃してしまう等、対策を取っていても、ミスはするものです。
そこで、最後のチェックとして、去年自分が作った成果物である決算書や申告書と並べて、「新旧比較をする」という方法が有効です。「去年あったこの項目が、今年はない」となれば必ず「あれ?」と思います。
成果物のPDFに、なぜその処理をするのかのメモを添えておけばベストです。