不思議な構成です。2枚組なのに80分と23秒しかない。歓声を省けばCD1枚に収まる内容。もともと入れる予定の曲があったのに、音質か統一感の問題で端折ったのかもしれません。
公式盤なので、音質は最高です。肝心のマイルスの音が小さめですが、実際もそうだったのかな。亡くなる直前ですし……。
1991年、人数を減らした6人編成で、これまでとは全く違ったサウンドになっています。マイルスが、集中力だけで全身を束ねて音を出しています。
そして、今まではほとんど聞かれなかった、ピアノ風の音色のキーボード・ソロがときどき入ります。跳ねるようなベース、音数の増えたドラムスと、もうパーカッションの入る余地のないサウンドです。というか、フォーリーのギターも聞こえない。静けさのある演奏です。
当時は国内の評価が低かったこの時期の演奏を今聴くと、死が近い時期ほど美しく、繰り返しの鑑賞に耐えるサウンドになっていったと思えます。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細