8カ月先に発売されるゲームを前金で買う意味

SNK「餓狼伝説 City of the Wolves」が、いよいよ2025年4月24日に発売されます。

初期キャラクター17人、DLCキャラクター5人が登場する対戦型格闘ゲーム。

前作「餓狼 Mark of the Wolves」の発売が1999年11月26日でしたので、25年5カ月弱(9,281日)ぶりの新作です。

ストーリーの続き、待たせすぎです……。前作が出たとき、大学1年生でした。

実際のゲーム発売は約8カ月後ですが、もうお金を払って、予約購入してしまいました。

メーカーであるSNKは、一度なくなっている

まあ8カ月先は長いですね。今年がはじまってから、今ぐらいの期間ですもんね。その先にSNKって会社は存続しているの?と思うかもしれません。

余談ですが、私が学生のときに、SNKは一度倒産しています。それでがっかりして、SNKのゲームを全部売り払って、もうゲームのことは忘れて生きよう……と思っていたのでした。

これが学生のあさはかさで、人気のあるIPというのは、会社がつぶれたくらいで消滅したりはしません。

どこか別の会社が買い取って、復活させてくれます。
最近だと、信州上田の農業組合法人ずくだせ農場が、銘菓くるみそばを復活させてくれましたね。

もちろん流通ルートもやりなおしで、以前のように横浜で気軽に手に入る感じではなくなりましたが(妻が特に好きで、長野に行ったときに必ず買っています)。

現在の新生・SNKという会社は、現在、株主がサウジアラビアの石油王のファンドということで、やはり復活しています。

前金で買うことには、もちろんリスクがある

ただ、商標が引き継がれても、前金は戻ってこないでしょうね……。

2007年頃、英会話のNOVAが一度ダメになってしまったときに、前金を払っていた人には、お金が戻ってこなくなりました。一部、後継の会社が過去の受講生に割引サービスを打ち出していましたが……。

前金で複数回分の講座を予約すると、かなり割安になるという触れ込みだったのです。これで被害者も多かったのではないかと。

上場企業で、あんなにCMをしていたし、大学の同級生もNOVAに入社してしまった人もいたし……。

そういえば、前に永久脱毛?のサービス運営会社もそういう前金商法でだめになっていた例がありました。

前金があまりに多額になる場合、あまりに割安になる場合は、注意しましょう。
今回の私の例は、まあ7,920円。だめになっても諦めがつくので、リスクがあってもファンとして、応援の意味で前金で払っています。

とはいえ、自分の仕事では前金でいただいています

ひるがえって自分の税理士業はどうかと考えてみると、原則、前金としてお金を振り込んでいただいてから、仕事をするようにしています。

税理士によっては、仕事が完了してから、それまでにかかった手間に応じて、最終的に料金を請求する人もいます。後受けパターンです。

それだと、お客様が払う金額の感覚がつかめないだろうということで、そのやり方を取っています。

万一、私の身に何かがあって、仕事が完了できなくなってしまった場合は、家族から返金のご連絡をすることにしています。

とはいえ、私の場合は、ご入金いただいてから8カ月後に完了するような仕事はしないようにしています。基本、1カ月以内です。

金額が大きいものは、部分的に着手金を受け取る、先に相談に応じて料金をいただく、ということも、試験的にやってみたりしています。

今日のゲーセン

ニュー新橋ビル2階 GAME IN RIDO Part 1 で、CAPCOM VS. SNK 2 を。