消費税は、一言でいうと粗利にかかる税金です。
だから、会社が赤字でも納税します。売上や粗利率がアップすれば納税額が増えます。消費税率が上がっても増えます。
2023年10月から、インボイス制度が始まって何もしなければ、まず、あなたが損します(「簡易課税用」の消費税申告書が届く会社を除く)。
売上や粗利や税率が変わらなくても、納税額が増える場合があります。
それが、仕入先・外注先から、インボイスをもらえない場合です。今までは、仕入や外注をすれば納税額は減ったのですが、彼らからもらう請求書が「インボイス」じゃないと、減らなくなるのです。
だから、まず、彼らに「インボイス、もらえますか?」と聞いてみないといけません。もらえればOK。もらえないと、あなたの消費税の納税が増えます。
立場を変えると、あなたのお客さんも、あなたからインボイスがもらえないと損します。買い手としても、売り手としても、対応が必要です。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細