棚卸資産会計の重要性

7回にわたって見てきましたが、ビットコインといっても珍しいものではなく、ただの売ったり買ったりする資産。その計算には結局、簿記の力がものを言うのです。
例えば、ビットコインを購入した場合には、取引所に支払った購入手数料をビットコインの取得価額に含めます。棚卸資産に関する付随費用の考え方と同じですね。
簿記で、BOX 図を書いて勉強した知識は、商品売買、有価証券、新株予約権、自己新株予約権、はては暗号資産の計算にまで、役立てることができます。最も応用の効く知識だと思います。
棚卸資産の評価方法(移動平均法、総平均法)、商品有高帳、期末時価評価といった論点は難しいけれど、ここさえ乗り切れば、簿記はマスターしたも同然です。受験勉強中の人は、じっくり時間をかけて理解してほしいところです。試験でも出やすいですし。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細