Excelマクロの使い道と作成のコツ

マクロの使い道

Excelマクロ(VBAとも)の使い道は、大きく2つあります。

  • 宛先別の請求書を、請求書一覧表にまとめる
  • 請求書一覧表から、宛先別の請求書を作成する

個人的には1つ目の、一覧表を作成するマクロを作っています。一覧表とは、会計ソフトにインポートしやすい形をした表のことです。

作成のコツ

今日は、月次売上のExcelシートを作成して、そこからインポート用のCSVファイルを作るマクロを作ってみました。毎月の定型的な仕訳で、変わるのは日付・税込金額・消費税額だけなので、それ以外は転記先の一覧表シートにあらかじめ入力しておきます。

転記元のデータは、関数を使ってインポート書式に近いデータにそろえておきます。こうした事前準備で、コードを減量・シンプル化します。

事例

Sub sales()

    Dim i '転記先と転記元の行数を意味する
    
    For i = 1 To 12 '計12仕訳
        '年月日を入力
        Range("d" & i).Value = Worksheets(2).Range("j18").Value
        '取引金額を入力
        Range("o" & i).Value = Worksheets(2).Range("j" & 18 + i).Value
        '売上高の場合、消費税額を入力
        If Range("k" & i).Value = 4111 Then
            Range("p" & i).Value = WorksheetFunction.Round(Range("o" & i).Value / 1.1 * 0.1, 0)
        End If
    Next

End Sub