仕事をしていれば、トラブルはつきものです。
それで半日をフイにしてしまうことも、ないではありません。
そのときに、いちいち落ち込んだり、焦ったりしないようにしたいところ。
最近私が遭遇したトラブルと、対処法をまとめました。

外付けWebカメラからの音声入力に、断続的なノイズが入る
YouTubeの動画撮影は、Vlogcam ZV-1のUSBストリーミングモードで行っています。
音声は、エレクとレットコンデンサーマイクロフォンECM-MS957で録音しています。
ある日。OBS Studioでいつものように収録していると、音声インジケータに、断続的にザザッというノイズが入るようになってしまいました。
声も音も出していないのに、録画した映像にノイズが残り、大変困りました。
PCやデジカメ、マイクの電源を入れなおしても、まったく改善しません。
また、動画用LEDライトの光がなぜか明滅したり、照度が勝手に変わってしまう現象まで起きていました。
そこで、コード類を抜き差ししていたのですが、そのうちにノイズがなくなっていることに気づき、原因が判明しました。
原因は、LEDライトの照度変更コントローラの内部に、別の小さなLEDライトがあり、このパーツが発するノイズでした。

マイクの音声ケーブルを、LEDライトのコントローラーにくっつけると、大きなノイズが断続的にPCに入力されてしまうことが分かりました。
マイクは、電源(乾電池)を使用するのですが、マイクの電源をOFFにしていても、音声ケーブルからLEDライトのノイズが音声として混入してしまっていたのでした。
解決策としては、LEDライトが搭載されている機器と、マイクの音声ケーブルとの距離を離すことでした。
あと、わずかですが、カメラとPCとをつなぐUSBケーブルにLEDライトを接触させてもノイズが混入します。
見えないノイズを発する機器に気をつける、という教訓が得られました。
LEDライトのほか、ICカードリーダーも、ノイズ源として、かなり怪しいですね。
弥生会計でデータが開かない(エラーメッセージなし)
弥生会計スタンダード25(近々26が出る)は、起動しないトラブルが多いです。
エラーメッセージが出るものは、それで検索すれば、公式ヘルプで対処すればいいのです。
最近あったのは、エラーメッセージが出ないトラブルです。
弥生会計は起動して、ウィンドウ枠は表示されるのですが、すべてグレー一色で、データが開いていないのです。

データの閲覧も入力も修正もできない、と焦ってしまうのですが、ここは、エラーメッセージが出ていない、ということがポイントです。
これで正常なのです。
落ち着いて、ウィンドウ上部メニューから、開きたい「帳票・伝票」などを選択すればデータは開きますし、いつも使っているアイコン一覧を出したければ、ウィンドウ右上にある「ナビゲータ」ボタンをクリックすれば復活します。
原因は、各ナビゲータ、帳票の右上の「閉じる」をクリックして、すべてのウィンドウ内ウィンドウを閉じてしまったことです。

次回の弥生会計起動後は、すべて閉じた状態を保持したまま起動するので、グレー一色でデータもメニューも何も表示されない画面が開いてしまったということです。
こういうソフト特有の癖になじむまで、時間はかかるものです。
トラブルに対処するには、時間的余裕を持つ
トラブルが起こって、イライラしてしまうのは、時間がないからです。
自分がミスするパターンを振り返ると、決断を急がされてしまっているときでした。
トラブルが起こることを前提にして、予定を詰めすぎないようにしたいものです。
今日やることリストを作るときに、家事以外の時間を仕事で埋めてしまうと、トラブルに対処できなくなり、結果、大きなミスを引き起こしかねません。
冷静さを保つのに必要なのは、時間的余裕です。
いま、時間的余裕を持てていないなら、時間を増やすために、何か手を打ちましょう。
時間が、トラブルを解決し、ミスを減らしてくれるはずです。
近況報告
今日は母校の立教大学で、大学生向けに「事業所得 フリーランスとして生きるなら」という所得税法に関する講義を。
その後、大学の図書館で非営利法人の法人税と消費税について調べもの。
帰宅後、記帳代行の資料、顧問料引き落としサービスの資料受け取り。お客様とメールなどして、YouTube・ブログ更新。
1日1新:自主制作短編アニメーション「フミコの告白」

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランスやNPO法人のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細