前作の無印ハイスコアガールは、ラブコメでありながらも、師弟ものの要素が含まれていました。それがハルオと小春の関係です。この要素を膨らませたものがDASHといえます。
無印の中学で生徒だった小春が、10年後に同じ学校で先生となって帰ってくる。この構造は今話題のトップガン マーヴェリックと同じです。
弟子は、師匠がなぜそんなに強いのか知りたくなる。師匠にはその師匠がいる。中島敦『名人伝』の世界ですね。それが次の4巻でさらに描かれそうです。
トップガン~に似ているのは、DASHの漫画自体のすごみもそうです。これを読んでいると、ゲーセンで対人戦をしているのと同じ気持ちになれるのです。作者が聞いていた音・見ていたモノ、それとまったく同じ景色を、読者も味わうことができます。映画館がコックピットと同じに感じられるように。
それは、お前が作者と同世代だからだろって? いや、あなたも戦闘機乗ったことないでしょう?

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細