国税スマートフォン決済専用サイトで納税するには(〇〇Payで納付)

確定申告は、国税庁公式サイトの「確定申告書等作成コーナー」で、ご自宅でできます。何も確定申告会場で4時間ていど過ごす必要はありません。

「還付される税額」が出れば、あとは、還付されるのを待つだけでいいので楽ですね。

でも、「納付する税額」が出てしまうと、納税しないといけない。これも自宅にいながら、楽天Payなどで納税したいものです。

納税が30万円までなら、スマホで納税までできます。

e-Taxで送信した場合は、メッセージボックスの確認へ

パソコンで、「確定申告書等作成コーナー」にマイナンバーカードでログインしたか、ID/パスワード方式で送信した場合は、スマホで納税するための情報が、メッセージボックスに届いています。

作成コーナーの右側にある「メッセージボックスの確認」から、メッセージボックス一覧を見に行きましょう。

「納付情報登録依頼」というメッセージが届いているはずです。クリックして、開いたページを下にスクロールすると、「スマホアプリ納付」というボタンが出てきます。

クリックすると、QRコードが出てきますので、これをスマホのカメラで読み取って、「国税スマートフォン決済専用サイト」に移動します。ここから先は、スマホでの操作となります。

「納付情報登録依頼」を経由するメリットは、入力の必要がないこと

スマホのPayアプリで、納税額に足りるように事前にチャージをしておく必要があります。

それさえ済んでいれば、納税額の情報は、さきほどのQRコードに含まれているので、スマホの画面上で入力する必要はありません。

利用したい〇〇Payを選んで、納付ボタンを押すだけです。

ここでメールアドレスを入力しておけば、納付完了のメールが届きます。

決済サイトの「納付手続完了」の画面をダウンロードすることもできますので、証拠を残したい方にはおすすめです。

納付したことについて、先ほどの e-Tax のメッセージボックスには何も届きませんので、メール受信か「納付内容のダウンロード」をしておきましょう。

メッセージボックスに納付記録を残したいなら、ダイレクト納付

税金の申告から納税までの情報を、e-Tax のメッセージボックスに集約したければ、ダイレクト納付をおすすめします。

納税が完了したことが、「ダイレクト納付完了通知」として、メッセージボックスに届くからです。

期日を指定した場合は、このダイレクト納付完了通知で、引き落としが完了したことが分かります。

ダイレクト納付では、申告と同時に納付することもできて、この場合は、「納付情報登録依頼」をクリックしても、「スマホアプリ納付」や「インターネットバンキング納付」といった表示は出ません。こちらにも、引き落とし完了の旨が表示されます。

ダイレクト納付で即時納付をした場合の「納付情報登録依頼」

同じ「納付情報登録依頼」でも、ダイレクト納付の即時納付をしたかどうかで、表示が異なります。

30万円という上限額もなく、メッセージボックスに記録が残る、ダイレクト納付がおすすめです。

別の記事に、個人でダイレクト納付を開始する方法をまとめましたので、ご覧いただければと思います。


今日のジャズ

  • ディジー・ガレスピー「ソニー・サイド・アップ」(Verve 1957)を買いました。2016年(ジャズ百貨店シリーズ)のデッドストックだったらしく、本来真っ赤なはずのジャケットが、日焼けで茶色になっていました……(帯に隠れた部分を除く)。
  • でも音楽は申し分ないです。2曲目が最高です。