小遣い帳などをExcelで作成していれば、もととなるテーブルに日付データがあるはず。これを生かすと、ピボットテーブルで月次推移表が作れます。
推移表を作成すると、右端列に「総計」という欄が自動生成されます。
推移表の合計を出してくれるので、便利と言えば便利なのですが、月が進むごとに、この「総計」列が右にずれていくという問題があります。
総計の数値を生かして分析しようと思うと、「総計」列が動いてしまうのは面倒なのです。
ピボットテーブルに任せるところと、自分でやるところを分ける
この問題を解決するのが、「総計の削除」です。
ピボットテーブル「総計」を右クリックして、コンテキストメニューから「総計の削除」を選びます。
すると、合計欄のない月次推移表が得られます。
まだ、今月は3カ月しか経っていないのであれば、12月分までの列を確保して、その右列に、自分で「合計」列をつくり、SUM関数で集計しましょう。
こうすることで、「総計」列を固定することができ、月が進むことによるセル参照先の変動を防ぐことができます。
個人事業者の小遣い帳は、経費と一体で管理する
私の小遣い帳は、現金・SUICA・各種預金口座・クレジットカード明細ごとにシート(補助簿)を作り、日々Excel集計する方法で行っています。
ここでは現金主義+クレジットカード発生主義です。
そこには経費も入ってきます。経費と、プライベート支出の科目ごとの推移表をながめて、必要な売上を計算しています。
月の平均的な支出を上回るような売上・入金を目指して営業していくことになります。
月次決算は個人も事業も1日に完了させる
4月1日になりましたので、個人の支出も、freee会計の月次も、3月分まで完了している状態です。
入っていないのは、月遅れでクレジットで落ちるオプテージ利用料金(mineo)・インターネットサービスプロバイダ料金くらいですね。
Excelの補助簿を、自動で統一形式に整え、一つのシートにコピペして、ピボットテーブルをつくれば、完成です。
小遣い帳では、経費は「経費」という科目でまとめてしまい、あとでフィルタリングして、freee会計に取り込むためのExcelデータに加工しています。
これを1カ月まとめてfreee会計にインポートすれば、月次決算も完了。
日々、会計ソフトに入力していると、「どこまでやったっけな?」となってしまうので、1カ月分まとめて入力するようにしています。
今日の申込み
- とある講演会申込
- とあるセミナー申込
- とあるグループ申込