クリフトン・ストレングス(旧ストレングス・ファインダー)2回目をやってみる

「ストレングス・ファインダー 2回目」検索すると、やまほど出てきますね。ストレングス・ファインダー2回やっている方が。

とはいえ、2回目をやることは想定していないようです。アカウントを作ると、そのアカウントでは2回目ができませんので。

それでも2回目をやりたい場合の注意点は、アカウントを新しいメールアドレスで作りなおしてから、「コードの引換」を実行することです。

あと、書籍『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0(最新版)』(2023年6月2版)の巻末にあるURLが古く、アドレスバーに入力すると、新サイトにリダイレクトされてしまいます。

その新サイトから「コードの引換」を表示させる手順がわかりにくいです。

そこで、2024年4月現在のコードの引換URL(日本語版)を置いておきますので、お役に立てば幸いです。

https://www.gallup.com/cliftonstrengths/ja/home.aspx

2回目をやったきっかけ

書籍は、検索のため「ストレングス・ファインダー」という旧称のままタイトルにしていますが、2017年以降は「クリフトン・ストレングス」に名前が変わっています。

このブログ記事もいちおう旧称併記です。「クリフトン・ストレングス」と書かれていないブログ記事は、古いですよ!(笑)

ただ私の場合、1回目は勤務時代にやったきりなので、税理士として独立開業した現在のようすも見てみたかったのです。

1回目と2回目の比較表を作りますと、5つ中4つが変わっています。「学習欲」だけが生き残り。

税理士1回目 勤務時代2回目 独立開業時代
資質1調和性(人間関係構築力)親密性(人間関係構築力)
資質2公平性(実行力)適応性(人間関係構築力)
資質3収集心(戦略的思考力)学習欲(戦略的思考力)
資質4学習欲(戦略的思考力)自己確信(影響力)
資質5責任感(実行力)内省(戦略的思考力)

「調和性、公平性、収集心、責任感」なんて、いかにも会社員っぽい感じでしたね。これらが落ちたのも、状況が変わったので納得です。

税理士法人修業時代は、「与えられた仕事を、周囲と協力しながら、守られた環境で、こなす」ので、こんな感じでしょう。

資質のグループで見ると、こなす力「実行力」がなくなって、「影響力」が新たに出ていました。

自分で使うことを考えると

こういう検査って、結局、やった人を気持ちよくする目的もないではないでしょうけど、まあ乗っかってみますと、

親密性…付き合う人は限定しがちです。が、「一度しか会わない」というのは苦手で、かといって、「しょっちゅう同じ人と会う」というのも違って、決まった人と付かず離れずお付き合いするのを望んでいます。

適応性…未知のこと、急変の事態に対応することが嫌いではないです。

学習欲…1回目のときも2回目のときも税理士なのは同じなので、当然ですね。税理士試験の合格は、学習欲があることの証明です。勉強する時間がないと、もやもやします。

自己確信…自分でやるのが好きです。ひとり税理士だし、同僚とのチームワークとか苦手ですね。

内省…子どもの頃は考えるのが好きでした。小説や論説を書いたり。税理士であるいまは、自分で好き放題いえるわけではないですけど、考えること自体はやめないようにしないと。

まとめると、ある決まったお客様の(親密性)、突発的なお困りごとに(適応性)、税制改正をフォローしつつ(学習欲)、混沌とした状況下でも自分で判断し(自己確信)、書きながら考える(内省)、というふうに動くのが、ストレスなさそうです。

他人に使ってもらうことを考えると

名前は、人に使ってもらうものなので、読みやすい・書きやすいのがベターと思います。

クリフトン・ストレングスも、これをどう人に使ってもらうかを考えるべきものでしょう。

私みたいな税理士と付き合うには、どうすればいいか。本の解説「 〈〇〇〉が高い人との働き方」からちょっと引いてみます。

親密性…機密情報を打ち明けても大丈夫です。それに税理士は、ふつうの人より重い法律上の守秘義務がありますので。

適応性…うまくいかなくなった状態が好物です。税金に限らず、お困りごとを木村に相談すると喜ばれます。

学習欲…ご質問はお気兼ねなく。私を専門家として育ててくれるのは、お客様からの質問です。

自己確信…混沌とした状況下では、私も間違ったことを言うかもしれません。そのときは、お客様の直感・常識にしたがい、「それは違いますよ」と、すかさずご指摘いただけるとありがたいです。

内省…「社内・社外に説明すべきことをどう伝えるか」など、考えるの好きですので、社長の外付けCPUとして活用していただければ。


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