子どもに本を毎月買っている

子どもが小学生のときから、毎月子供用に本を買い与えています。

2人いるので、月に2冊。

ブックオフとかで安いものがあれば、また勉強に関する本であれば別途買っています。

今月は、英文学の古典と、本屋大賞作家の作品とで2冊です。

子どもも読んでほしい自分用のマンガとかは、紙の本で買ってもいます。

これは自分の本ですが……たまに勝手に読んでることも

もともとは、こっちが買いたい本をあげていたが……

当初は、世の中にどんな本があるのか子どもにはわからないので、こちらが本を適当に選んでいました。

うちは両親とも「文芸部」(高校の部活です)出身ということもあり、本は身近な存在です。

3歳くらいまでは、手近な絵本を読み尽くすと、村上春樹の挿絵入りの本を「これも絵本だ」と読み聞かせていたり……。

(それが子の生涯の名作になったりするので、本は慎重に選びましょう)

あとは、『タンタンの冒険』も、福音館書店なので、まあ絵本だろうということで全24巻、ほぼ読み聞かせましたが(後半は本人が読むようになった。全巻買うまでに2年経つので)。

ものすごい文章量なので、読み聞かせに数十分かかるんですよね……。喉がからからに、呼吸が苦しくなるほどです。途中でお茶を飲みます。

しだいに、子どもから読みたい本が指定されるように

「来月はこの本を買ってほしい」と言われます。というか今後ほしい本のリストを渡されます。

どうやって本のリクエストを決めているのかと聞くと、いま読んでいる本(小説、児童文学)の中で紹介されている本であることが多いようです。

特に昔の海外児童文学の名作には、本の中に本がいっぱい出てきます。(巻末に注釈まである)登場人物がそれを読んでいたり、推したりしているので、自分でも読んでみたくみたいですね。

しかもそれに結構はずれがない。児童文学・古典作品数珠つなぎになります。

してその結果どうなったか

まあ、親の影響もあるのでしょうけど、子どもは当然本好きになりましたね。国語も得意になります。

同学年の子が読まないような本を読んだり、図書室の主になったりします。

いまでも憶えていますが、税理士試験を受け始めたとき、同じ簿記論のクラスの受講生が休み時間に教室を出て、「やばい、簿記って数学みたいなものかと思ってたら、国語力がないと問題が解けない」と電話していました。国語は大事です。

歩きながら本を読むのは、やめてほしいですけどね……。

もともとは、無目的に与えていましたが、いまは、子がYouTubeをよく見るようになったので、そればっかりにならないように……という思いもあります。子ども用の新聞を取っているのも。

あんまり、YouTubeを見る量は変わらないみたいですが、それでも。

YouTubeも、当初はとがった内容でスマッシュヒットを飛ばしたチャンネルが、しだいに、長寿化したテレビ番組のように、丸い内容になっていくように見受けられます。

広告収入が大きくなるよう、大きくなるよう動画を作ると、お茶の間向けにならざるをえないのでしょうけど。

でもまあ、それで脳をリラックスさせて、別途、本を読んでれば、バランスが取れていていいのかなと思っています。

私も、税理士として慎重に仕事をする反面、斬サムで攻め攻めスタイルでゲームしているわけですし。

二面性を大事に育ってほしいものです。


昨日のサムライスピリッツ斬紅郎無双剣 通常インカム対戦会 ゲームセンターWILL

自宅から立川の会場まで100分くらいかかりますが、自分の好きなゲーム(1995年作)を、対・人間とやっていると、めっちゃ元気が出ますね。
元気が出るものが、趣味と言えるのかもしれません。
「趣味がない」という方は、昔はまった趣味で、まだ同好の士がいるものを再開してみることをおすすめします。
(同好の士とのおしゃべりは、初めて会う人でも、即・楽しくなって、いいものです)