斬サムのコマンド投げは2つのタイプに分かれている(便宜上A、Bとよぶ)。Aタイプの技は動作中に投げられ判定がなく、Bタイプにはあるためタイプの違う技を同時に仕掛けた場合はAタイプが勝つ。
『はじめる!! 侍魂斬紅郎無双剣COMPLETE COLLECTION』(雨峠、2018、PIXIVFACTORY BOOKS、p56)
斬サム税理士の木村(EDF)です。
対戦型格闘ゲームは、なんとなく、経験を積むだけでも中級者にはなれますが、そこから先に行くには知識も必要です。
知識というのは、上に引用したような文章です。これを生かさなければ、知識を得たことにはなりません。
インプットからアウトプットまでの流れを整理してみました。
知識を取り込む
通勤時間が長いことは、一般的にはデメリットととらえられますが、知識を取り込む時間がたくさん持てる、という意味ではメリットでもあります。
電車に乗っている時間が、自分にとっては知識を取り込むベストタイムです。なぜか、中学生がガヤガヤ騒いでいても、ふつうに読めます。
独立してからは、電車に乗ることは激減してしまいましたが、逆にいつでも読めるようになったわけです。
その場合には、いかに、読書中にスマホ・PCを手元に置かないかが重要になります。気を散らさないことのほうが重要です。
スマホで電子書籍を読むなら、「機内モード」にしておくのも手ですね。
知識を整理する
「斬サムのコマンド投げは2つのタイプに分かれている(便宜上A、Bとよぶ)。Aタイプの技は動作中に投げられ判定がなく、Bタイプにはあるため…」……こういう文章を、「形式的な文章」と私は呼んでいます。
「…タイプの違う技を同時に仕掛けた場合はAタイプが勝つ。」……後段のこの文章を、「実質的な文章」と呼びます。形式から、実際に効果のある実質を取り出すことが必要です。
この本を読み進めると、さらに知識の明細が出てきますが、これは、自分に関係があるところだけ読めばいいです。私はリムルルを使っているので、Aタイプなんだなと押さえておく。相手がBタイプなら、Aタイプである自分が勝つと。
Bタイプの暗記法として、「ナコ半減」というのも考えました……。
Aタイプのキャラはリムルル、ガルフォード、破沙羅
前掲書
Bタイプのキャラはナコルル、半蔵、幻十郎
知識を使う場面を考え、実践する
そして、私のプレイ経験から言えるのは、投げ技を両者が同時に出す可能性が高いのは「開幕時点」。ここが、この知識を生かすポイントといえます。
知識を使う場面が分かって初めて、「リムルル使用時、対戦相手が ナコルル・半蔵・幻十郎 のときは、開幕コマンド投げを狙ってみるべきだ」という仮説が得られます。
そうしたら、その仮説は実践あるのみです! サムライスピリッツ ネオジオコレクション(Steam/PC版)のオンライン対戦会 #おうち斬サム でもいいですし、月1回の立川ゲームセンターWILL斬サム対戦会でもいいでしょう。
で、実際に試したところ、開幕同時コマンド投げ(ルプシ・テク・ヌム)で、ナコルル・服部半蔵は投げ放題でした(幻十郎使いはいなかった)。
もちろん、これに対する返し技もあるけれど、成功率が高まれば、勝率も上がっていくと考えられます。
ゲームに限らず、仕事でも、上達するには「知識を取り込み、整理し、使う場面を考え、実戦投入する」ことが大事です。
昨日の庭の開花状況
レモンの花が咲きました。さわやかな香り! レモンは酸っぱいからか、まったく虫や鳥に食べられない、不思議な果物です……。