USB ストリーミング機能を使っているデジカメの電池が切れてしまう場合の対策

Zoom 打ち合わせを高画質・目線を合わせやすくするために、デジタルカメラを Web カメラとして使うのはおすすめです。

が、最初はトラブルが起こりがち。お客さまと対応時の本番で失敗しないよう、事前にテストして失敗しておきましょう。

最初はびっくりする Web カメラの電池切れ

Web 会議中に、突然、USB ストリーミング再生中のデジタルカメラが電源 OFF になったのに遭遇したことはないですか?

デジカメを確認すると、「電池がなくなりました」と言われます。

これでびっくりすると思います。「え? USB ケーブルで PC とつないでいるのに、なんで電池が切れるの?」と。

こういう、直感に反することが起こると、焦りますよね。

いきなり対処法が分からなくても、その場では、 Zoom のカメラ設定をノート PC 内蔵カメラに切り替えることで、乗り切れますが。

次回のための対策を、この記事で紹介します。

デジタルカメラの公式サイトで対策を確認しよう

カメラのUSBストリーミング機能を長時間使用するための方法はありますか。 | Sony JP

私はソニーの VLOGCAM ZV-1 を使っていますが、この突然の電源 OFF 現象に悩まされました。

でも、その症状で検索すれば、ちゃんと該当の FAQ が公式サイトで見つかるものです。

でもこれが、意外にわかりにくい。 いろんな製品にあてはまるように書いているからです。

シンプルに ZV-1 に即して内容を整理しますと、次のことを行います。

  • バッテリーは満充電にしておく
  • メニュー → セットアップ2 にある「自動電源OFF温度」を「高」にしておく
  • メニュー → セットアップ3 にあるUSB 給電を「入」に設定する
  • ノート PC の 1500mA 給電可能な USB ポートに接続する

USB 給電とは、デジカメから PC に給電するのではなく、 PC からデジカメに給電するという意味です。

私は最初、これを逆に勘違いしていて、「切」にしてしまっていました。これが電池切れの原因です。

最も重要なのは、イナズママークのある USB ポートにつなげる

そして、最後の「 1500mA 給電可能な USB ポートに接続する」。これが最も重要なのですが、これってどのことか? イナズママークのある USB ポートのことです。

メニュー → 動画4 にある「USBストリーミング」を選択してから、 USB ケーブルをノート PC につなげるのですが、どの USB ポートでもいいというわけではありません。

イナズママークのついている USB ポートにつなげるのです。

この USB ポートは、ノート PC によりますが、電源 OFF 状態からでも USB 充電できたりする特別なポートです。

電源 ON の状態でも、このマークがない USB ポートと違って、イナズママークつきのポートは、強力な電源を供給してくれます。

Web カメラは、間違いなくイナズママーク付きの USB ポートに接続しましょう。


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