今日、お会いした方が広告業界の方で、「私も広告業界出身なんですよー」というとわりにウケました。
でもアドマン(昔風に言うと)に会えるとうれしいですね。空気感がなつかしかったです。
業界出身といっても、いわゆる業界団体の事務局職員だったのですが、もちろんその方もその業界団体をご存じでした。「ABCですね」と。
税理士業界へは異業種からの転職組
私は、一般社団法人日本ABC協会というところに、10年以上勤めていました。きっすいの税理士ではありません。
ここから税理士になった人は、珍しいか、私ぐらいではないかと。
ちなみに、この記事はABC協会が公式サイト上に一般公開している情報のみをもとに書いていますので、それ以上の新情報はありません。
ご存じビデオリサーチが、テレビの視聴率・ラジオの聴取率などの調査をするのと同様に、新聞・雑誌などの部数を調査する団体です。
いまは、アドフラウドなどの問題を受けて、JIDAQ受託事業としてWebメディアの信頼性調査もしています。
電波メディアも紙メディアも、広告を載せる媒体であるというところが共通点です。
調査の目的も、クライアント(広告主)の広告効果測定などに役立つデータの提供にあります。
帳簿好きが税理士になるきっかけに
その調査の対象というのが、新聞社や出版社の経理帳簿・伝票類です。
さらに、各社に関係する事業者に対しても帳簿調査をします。
税理士業界でいうところの税務調査や、反面調査のようなことをしていたわけです。
なので、この経験が役立つかなあーと思って、国税専門官の中途採用試験を受けたこともあります。(東大で実施された筆記試験は通りましたが、面接がだめでした)
結局、私が調査という仕事に夢中になりきれなかったのだなあ……。
大企業のための調査に自分の時間を割くよりは、もっと小さい会社の力になったほうがいいな……と思ったのです。
なお、業界団体なので、会員は会費を払うのですが、その名称に「均等割」というのがあります。
税理士業界に来てから地方税にも「均等割」があって、「あ、おんなじだ」と思ったものです。
しかし、このように長年帳簿を眺める生活をしていたことで、帳簿を見ると興奮する(ちょっと変ですね)くせがついてしまい、そのながれで税理士になりました。
協会とは、協力する会 税理士とお客様との関係も同じ
業界団体というところは、一般に、会員の方々のご協力によって成り立っているものです。協会というくらいですから。
税理士も、基本はお客様にご協力をいただかないと、何もできません。
お客様にはきまって、「いつもご協力いただき、ありがとうございます」と伝えています。
協会の精神を守って、いまも生きているつもりです。
今日の会合
公私ともに会合が続いていますが、今日は東京地方税理士会の広報部の打ち合わせに出席しました。
今日のはじめて
SUZU no KI BALERY