「自分がダメージを受ける瞬間」を記録すると、やめられる

Not To Doリスト、やらないことリスト、しないことリスト、いろんな呼び名がありますが、いちおう私も作っています。

しかし、やっぱり、ついやってしまいませんか?

やめたいからリストに入れているのにやってしまう人に、ちょっとしたコツをお教えします。

まず、自分がダメージを受ける瞬間リストをつくる

同業の戸村涼子さんのメルマガがあるのですが、そこで、

  • 自分が嬉しいと思う瞬間
  • 自分がダメージを受ける瞬間

を言語化しよう、という話がありました。自分のことをよく知ろうという趣旨でした。

このアイデアが結構気になったので、私は、やらないことリストに応用してみようと思ったのです。

やめたいことがあったら、それをまず、「自分がダメージを受ける瞬間」リストに入れて、眺めてみる。

次に、それを「〇〇しない」という行動に書き換えて、やらないことリストへ

それから、「やらないことリスト」に移す。

例えば、「SNSが勝手におすすめしてくる変な動画」にダメージを受けたら、ダメージリストに入れる。

次に、「SNSの『おすすめ』を見ない」と、やらないことリストに入れる。

このワンステップを挟むと、止めやすくなります!

自分が何が嫌なのか、何をやると疲れるのか、ということを、きちんと認識する。

その上で、その感情なり、疲労なりを回避する方法・行動の名前として、言語化するのです。

これで、私はSNSのおすすめをクリックしなくなり、また、勝手に開かれたときでも、すぐに閉じられるようになりました。

それを見たときの嫌な感情・疲労を思い出すからです。

人間、恐怖を感じたことからは逃亡しようとするものです。

「恐怖を感じた」ときちんと認識するために、「ダメージリスト」を挟むのがおすすめです。

自分が嬉しいと思う瞬間リストにも注意が

そうして、守備力を上げたら、嬉しく思ったときのリストも作りましょう。

特に、昔嬉しいと思ったことが、いまはそうではない、というものも多いと思います。

そういうのは、つい習慣で買ったりやったりしてしまいがちですが、いまの自分の「嬉しいリスト」に入らないなら、やめてしまっていいのではないかと思います。

さらに、「嬉しいと思う瞬間」は、つい長々と続けてしまいがちです。

嬉しいと思う行動(私だと、税務・会計の仕事、『ふつうの軽音部』を読む、サムライスピリッツ斬紅郎無双剣など)ほど、時間を決めて、その時間になったらやめるようにするのがおすすめです。

嬉しいことほど、やりすぎないことが楽しむコツです。

本当にうれしいことこそ、制限時間内にやるようにして、時間とお金を生み出していきたいものです。

編集後記

ベイスターズ日本一、おめでとうございます…! 1998年のササキの顔を、いまも憶えているんですよね。