時価評価
ところで、平均単価の計算上、前年繰越額(時価)を、前期末の移動平均法で算出した簿価に振り戻しましたか?
期末時価評価額で平均単価を計算すると、時価評価分が譲渡原価(またはビットコイン残高)に反映されてしまいますので、期首に時価から簿価に洗い替えます。そこから移動平均法による単価を出していきます。
(前期取得価額ベースの繰越額+取得数量×取得時価)÷(前期末数量+取得数量)=移動平均単価
前期取得価額ベースの繰越額+取得価額(時価)-譲渡原価(移動平均法)=期末簿価(移動平均法)
前期繰越数量+取得数量-譲渡数量=期末数量
期末数量×期末終値=時価評価額
時価評価額-期末簿価=評価益です。これも法人の収益に計上しておきます。ビットコイン等の終値は、取引所ホームページで公開されています。取引履歴には出てきません。
期首にマイナスした評価益と、期末に計上した評価益との純額が法人の利益となります。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細