会社に勤めないメリットを数える

自営業なり、会社をやっているということは、勤めていた会社をやめたわけです。

私も、あなたも。

会社に勤めるのは、ある種の安心を確保するためと考えています。

安心が別に自分でつくれるのであれば、勤める必要はないということです。

会社をやめたら、ある種の安心を、自分でつくっていきましょう。

お客様からお金をいただける力と、いただけない間も食べていける貯金は前提です。

KAISHAの例(本文にはそんなに関係ない)

自分でつくる安心

仕事を徐々に増やすことができます。

勤めていると、急に仕事が増える、またはどんどん増えるということがあります。

自分ではどうしようもない。

これが、勤めていないとそういうことは、ありません。

仕事をしない時間を決められる安心があります。

また、自分が買いたいものを、売れます。

買いたくないものを売れと言われることはありません。

メンタル的に楽です。

自分にいらないものを相手に売って、その結果相手が困ったら、どういう顔をすればいいのか……。

いわゆる安心とは違いますが、自分でやるからこその独自の安心が得られるのが独立です。

組織にいる不安

組織は、ある目標に向かってみんなで進んでいく団体と考えています。

それなのに、情報が共有されなかったり、内部で問題が起こったりします。

高校時代に読んだマンガで『いいひと。』(高橋しん)というのがあり、これにかなり影響を受けたことがあります。

社長派、会長派の対立みたいなやつです。それも自分ではどうしようもありません。

組織として前に進んでいく必要があるのに、なぜかバックラッシュがかかったり、知らされなかったりする。

私のようにひとりで税理士をやっていると、内部対立とか、起きようがありません。

内部の問題が起きない安心を得ています。

チームワークはメリットもありますが、他の人に気をつかったり、他の人が判断するだろうと思って手を抜いてしまうことも起こりえます。

自分以外にやる人がいなければ、自分が責任を取るしかない。

というほうがむしろ心地いいと感じています。

無意味なことをしないで済む

組織にいると、無意味に感じられる時間が必ず発生するものです。

もちろん、会社は意味があると思っていやらせているとは思いますが。

開業税理士であれば、また、どんなお仕事であれ勤めていないのであれば、自分が無意味だと思ったことは、すぐにやめられます。

要は、外の人に伝わればいい。これならわかるよね、というものを出して、終わりにできます。

一対一の対人戦の感覚で仕事ができるのは、ある意味安心です。

会社をやめたのであれば、勤めていたときの不安や無意味を解消するように動いていきましょう。

編集後記

今日は税理士会主催の確定申告無料相談会へ。なんと当日システムエラーで、一部紙で申告書を作ることに……。

私物のノートパソコンの確定申告書等作成コーナーでつくり、それを紙に転記するという……。

その後はTINK ARCADE 横浜にてリアルバウト餓狼伝説で対戦をしました。