高校時代の国語の先生からは「ベストセラー本は読まない。自己啓発書はくだらない」というお話を聞いて育った、わりに文学的な環境で育ちました。
当時、私は文芸部で、詩や小説を書いていましたし。
なので、そういうものに縁遠いまま大人になりました。
とはいえ、独立してしまった以上、仕事を得て、事業を成り立たせるための勉強は必須です。
でも、ビジネス書を読んでも、セミナーを受講しても、なんか身につかないな……と思ったこと、ありませんか?

まずは座学
いきなり自己流で突っ込むのは危ないので、まずは勉強するわけです。
本でもセミナーでも、最初は、いちおう正しいとされている形を学びます。
でも、ここで終わってしまっては、それこそ、身体の中をすり抜けて行ってしまうだけです。
正しさを勉強するだけではダメ、というのは学校の勉強でも受験勉強でも、仕事の勉強でも同じです。
次は実際にやってみる
学んだことを、実際にやるのが、勉強の第二段階です。
反対に言うと、学んでも、それを実践できないものは、学ぶ必要がないということです。
学校の勉強でも、学んだことは、テストで実際にやってみることができるので意味がある。
仕事の勉強も、そこは同じです。(趣味の勉強でも、同じ)
習ったことで、行動に移せることは、まずやってみましょう。
最初はうまくできなかったり、間違えたりしますが、誰でも同じなので、気にすることはありません。
学んだら即、そのとおり実践できるという世界はないと考えて、ちょうどよいです。
最後はフィードバックを受ける
実際にやってみれば、プールで泳ぐと水の抵抗を受けるように、自分自身に反応が返ってきます。
受験勉強でいえば、〇と×の結果が分かる。
×だったら、目標に達しなかったら、次はどうすれば〇になるのか考えて、もう一回やってみる。
その繰り返しです。
100回くらい繰り返せば、当初、座学で勉強した本の内容等は、必要なくなってくるはずです。
私も、YouTubeでなかなか10分間話せずにいますが、何度かやるうちに、何で目標の10分話せないのか分かってきました。
次は「いまやっていることを、2~3の観点から話せば、10分になるだろう」と、思いついて、メモしたところです。
本を読んでも、「次は、この時間内にこれだけの仕事をするには、どんなやり方でしたらいいか考えよう」と書いてあるだけです。
そこは、自分で考えて、やり方を変えていく必要があります。
編集後記
今日は電気屋へ。CDラジオを買いました。1万円未満のものですが、CDやBluetooth接続で音を聴き比べ、いちばん安いものから2番目のものにしました。
値段の差は小さいけれど、ちょっと高いほうが、ちゃんと音がよいんですよね。もちろん重低音は出ないですが、より好ましい音がします。
それほどこだわりのないジャンルの製品は、下から2番目のものを買うのがおすすめです。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細