神戸に出張に行ったときに、とある高級なステーキハウスで飲んだ記憶があります。(その後、そのステーキハウスは牛肉の産地偽装が発覚しました……)
ふつうの剣菱は、かなり広いエリアで販売されていますが、ワンランク上の「黒松剣菱」は、ちょっと珍しい。兵庫だと、コンビニでももっと高級な剣菱が買えるほどメジャーな銘柄です。
珍しい「5合瓶」で、「あれ? ちょっと高い?」と思ったら、量も多くてリーズナブルというお品です。濃醇辛口ファンとしては、ほぼ純米酒推しになりますが、剣菱シリーズはふつうの清酒ながら、おいしく味わえる稀有なお酒です。
黄色味がかった色、口に含んだときの深み、のど越しのキレ、私好みの条件をしっかり満たしつつ、ふつうの清酒らしいすいすい飲めるポイントも兼ね備えています。
度数は17%と高めのハードリカーですが、あまり気になりません。5合もあるので、ちょっと注ぎすぎた?と思っても気楽にやれます。