組織から脱出するために勉強する

私の通っていた中学は、不良の多いところでした。時代でしょうか……。

私は、『ハイスコアガール/DASH』の作者とほぼ同世代です。あの漫画に描かれているような中学校か、それ以上な感じでした。

ゲーセンで不良に助けてもらったこともありましたが、もちろん痛い目にもあいました。

「ここから脱出したい」という気持ちで高校受験の勉強をしていたことを憶えています。

組織にいれば勉強しなくてよい

独立する前のとある職場で、自腹で業界紙を購読している方がいました。

当時20代だった私は、「えっ、すごいなあ」と思っていました。その業界紙、会社でも取っていたんですよ。

でもびっくりしちゃいけませんね。勤務しているときでも、お金を払って勉強するということは大事です。

とはいえ一般的には、従業員として働いていれば、組織や上司の営業力・知名度・知識(先人が偉いのです)で仕事ができてしまいます。がんばらなくても、やっていけないことはない。

やめたいときにやめるには、身軽さと勉強が必要

勤め人のときに、どうしても乗り越えたいなあという壁(元帳や棚卸資産の有高帳の読み方がわからない)があり、大枚をはたいて簿記学校通いを始めました。

ばっとお金が出せたのは、お金のかかる趣味がなかったからですね。

同僚は、100万円単位のお金がかかる趣味をやっていましたが、私は本・雑誌・CD・お酒など、数百円から数千円台のものを買うのがメインでした。

比較的身軽な生活を送っていたわけです。

それに加えて、組織が教えてくれない知識を自分で身に着けると、自由度はかなりアップします。

いままで脱出したい人生を送っていたなら、今後も勉強はかかせない

いままでの行動の原動力が、「脱出したい!」にあった方。勉強しておきましょう。

まず、自分でやれるところまでやってみてから、セミナーなどを受講するのがおすすめです。

やってみて、自分が「楽しい」と感じたことを勉強するとよいでしょう。

楽しいなら、まあ、数万円のセミナーなら、自腹で参加してもよいのではないかと思います。趣味にかけるお金の範囲です。

勤務時代の同僚に聞いてみると、なかなかそこまでお金をかけていないです。かければ違いがつくれますし、勉強内容によっては独立もできます。

まだ独立していない方は、お給料が出るうちに受けておくほうがよいかもです。経費にしようと思って独立後に受けるよりも、早いほうがベターです(独立後の損益のマイナスを小さくできるほうがメリット)。

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