簿記の勉強をしていて、特殊仕訳帳ほど不思議に思う論点はないでしょう。手書きの記帳を分担・労力削減するための手法? この会計ソフト時代に何になるの? と。
会計ソフトでは、SUICAもクレジットカードも、CSVに落として取り込めます。実は、このSUICAとカードの各CSVが、現代の特殊仕訳帳なのです。ここでは、ビューカードのオートチャージが問題になります。単純に処理すると、
- SUICAのCSVをインポート (借)SUICA (貸)クレジットカード
- カードのCSVをインポート (借)SUICA (貸)クレジットカード
となり、まさに二重仕訳削除金額の考え方が必要になるわけです。この場合、相手科目を仮に
- SUICAのCSVをインポート (借)SUICA (貸)二重仕訳
- カードのCSVをインポート (借)二重仕訳 (貸)クレジットカード
として、仕訳を実質一本にします(会計ソフトで二重かチェックされる場合も)。