ひさびさにMVS※の対戦台で対人戦をして、『ハイスコアガール』の何にそんなに深く感情移入できたのか、わかった気がします。『ハイスコアガール ダッシュ』を含めて、対戦型格闘ゲームという存在が、登場人物に生きる力、勝負できる力を与えるように描かれていたからです。
※本物のMVSです。餓狼MOWのライバル戦のセリフの背景が半透明だから。エミュレーターではあの半透明が再現できない
つらいことがあっても、なぜ自分は病んだり脱落したりせずに生き続けられたのかなあと思うと、そこにNEOGEO格ゲーの対戦台があったからだと思います。これがハイスコアガールの世界とまったく同じでした。
見知らぬ人との対人戦は、本当に手が震えるし、心臓がばくばくします。この感じはつまり、勝負事の緊張感ですね。この体験を通じて、自分はいざとなれば勝負できる人間であるという実感を得られたのだと思います。今日は餓狼伝説発売30周年。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細