4年経った古いノートPCをメンテする/家族共有にする

発売して4年くらい経ったパソコン、だんだん触らなくなってくると思います。

また、いろいろ不具合も出てくるのではないかと。

私は、VAIO Z(2021年モデル)が、Wi-Fiを変えたら無線がしばしば切れるようになってしまいました。

当時の最上級ラインだったので、いまでも基本使える性能なのですが、いろいろ手を打ってみました。

こう見えて、Windows Me(SOTEC)がマイ・ファースト・ノートPCだった私、自己解決するのは大好きです。

Windows Update 詳細オプション、見てますか?

ファームウェアアップデートを試す

Windows Update をやっていても、問題が出るときは、詳細オプションを見てみましょう。

あまり意識したことがないメニューではないかと思います。

「その他の Microsoft 製品の更新プログラムを受け取る」

詳細オプションから、「その他の Microsoft 製品の更新プログラムを受け取る」をオンにすると、PCメーカーやIntelなどから供給されるファームウェアやドライバのアップデートを行うことができます。

これは、ここで明示的にオンにしておかないとアップデートされないので、見た記憶がない方は、一度チェックしてみましょう。

オンにしてから、前の画面に戻って、「更新プログラムのチェック」を行うと、ファームウェアなどのアップデートが行えます。

まず、これを試しておくのがおすすめです。

それでもダメなら、PC をリセットする

PC をリセットする

それでも不具合が解消されないようなら、一度、 PC をリセットしましょう。

個人用ファイルを保持したまま、追加したアプリをすべて削除することができます。

Windows を再インストールする方法を選択します。

ここで、クラウドからダウンロード、ローカル再インストールが選べます。どちらでもいいかなと思います。
ローカルのほうがダウンロードの時間がないので速いです。Windows アップデートは後からできますし。

個人用ファイル(フォルダ構造)などはそのままなので、Thunderbird、Firefoxのようにローカルフォルダにデータが残されている場合は、そこからデータを復元することになります。

とはいえ、何があるか分かりませんので、再インストール前に、クラウドなどにバックアップを取ってきましょう。

基本、これで不具合は解決します。今回のWi-Fiトラブルも、これで解消しました。

古いPCは、家族共用にする

それでも、ちょっと古いPC、メインで使うのは怖いという場合は、家族共有のPCにしましょう。

リセットした場合でも、Wi-Fiの設定はそのまま残っていますし、メインの Microsoft アカウントでログインされたままになっています。

そこで、ブラウザから Microsoft アカウントにログインして、 Micrsoft 365 ( Office など )をインストールしなおします。

家族メンバーを追加

さらに、家族共用の Microsoft アカウントを取得します。
アカウントから、「家族:家族グループを管理し、アカウントの権限とデバイス権限を編集する」に進み、メンバーを追加します。

家族の Microsoft アカウントをお持ちでなければ、「子に対して 1 つ作成する」で、ひとつ作ります。

ブラウザ上でアカウントを作成したら、いったんここに戻ってきて、メンバーの追加を行います。

誕生日の入力や、ログイン用のPINの設定を求められます。権限は、管理者権限のないメンバー権限にしておきます。

ここで、いったん親のアカウントからログアウトし、子のアカウントで入りなおせば、共用 PC のできあがります。
子のアカウントでも Office ( Word / Excel など ) が使える状態になっています。

ログイン用の PIN だけ家族に伝えておきましょう。

子のアカウントでは、デスクトップアイコンの削除やアプリの追加などが自由に行えませんので、ある程度安心して使ってもらえます。

ブラウザの設定は、セキュリティ高めにしておくことをおすすめします。

会計や税務も、パソコンを使いこなせることは前提となっています。
単発相談では、もととなる Windows パソコンに使い方からお教えしていますので、ついでに聞いていただくことも歓迎しています。

編集後記

Netflixで機動戦士Gundamジークアクスの最終回を見た。面白かった。
「登場人物の気持ちや行動が理解できないから面白くない」という方が好きな、登場人物の気持ちや行動がよーく理解できる作品って何なんでしょうね? そんな話、面白いのかな?

1日1新:家族共用パソコンの設定