『税理士事務所スタッフが社長と話せるようになる本』(高山弥生著、税務研究会、2020)で、法人成りするとお金はどうなるかが紹介されています。
結論は、税金は減るが、手取りも減る。直感的に分かりにくいので、ちょっとまとめてみます。
個人事業主だったら、その月の収入から経費を引いた残りは、手取りとして使えます。(税金に留意)
でも、役員報酬としてもらう場合、個人事業の手取りと月給を同額にすると、社会保険料の支払いでどんどん会社のお金が減っていくので、個人事業の手取りより少ない月給にするしかありません。
さらに、そこから給与の源泉所得税も引かれてしまうので、手取りは、個人事業の「収入-経費」より減少する。個人で毎月お金を使うあてがあると、困ってしまいます。
ただ、税金を払っても直接自分自身の役には立ちませんが、社会保険料として払えば、将来リタイアしたとき等に、国民年金より多く給付が受けられます。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細