ブログを毎日更新するようにして、230日経ちました。
数年前から断続的に書いてはいたのですが、最初は書くのに苦労していました。
最初は、はてなブログ(今はもうない)に、税務の専門知識を整理するような内容でやっていました。
その後、このドメインに移転しましたが、最初は400字くらいしか書けませんでした。それでも毎日230記事も書くと、少しは慣れてきました。
いまは原則として1000字~2000字を書いています。
読むのと書くのとは大違い
ブログ、ブログ的なものを読むのは2000年頃からやっていました。
そのブログは、旧サイトから通算して24年くらい、現在もつづくブログ(毎日1記事以上更新)です。趣味の内容ですが、いまもときどきチェックしています。
どんなものでも、読んでショックを受けたり、びっくりしたものは、閲覧を続けてしまいますね。読む人に継続して読んでもらえるような記事を書きたいものです。
しかし、読むのと書くのとは大違いです。うまくなるには結局書く必要があります。
書けない・ネタがない、と苦しんで、ちょっとずつノウハウができてきたのでご紹介します。
具体的にその話を聞かせたい人をイメージして書く
これがいちばん、効きます。
実際に会った人と話題にしたこと、軽く質問されたことについて、家に帰ってからちゃんと調べて書きます。
実際に伝える人(名前を知っている、特定の個人)をイメージして書くと、
- この人、こんなことを知っておいたほうがいいんじゃないかな?
- この人には自分の失敗を繰り返してほしくないな
- あのときはああ答えたけど、実際はもっと複雑だったな
ということがどんどん出てきますので、量も質も伴って書けます。
『徒然草』で兼好法師もこう書いています。「大勢の人に対して話すときには、特定の一人に対して話すように話せ」と。
ブログは誰にも開かれた読み物ですが、そう考えると何も書けなくなってしまいます。
リアルで会ったこの人に伝えたいな、役立ててもらえそうだな、と考えて書きましょう。
そのためには、リアルで人と会ったり、SNSで質問されたりすることが必要です。
注意点は、リアルとちょっとずらして、一般化して書く
かといって、会った人の具体的な名前、会った場所、質問の内容をそのまま書いてはいけません。
税理士は法律で通常より強力な守秘義務が課せられているからですが、業法以前の問題として、ルールに書かれていなくても、見たこと・聞いたことを吹聴しないようにしています。
とはいえ質問に答えるのが税理士の仕事ですから、実際にあった質問・依頼をもとに、自分で一般的な質問に置きなおして、それに対する答えを書く。
そうすれば、実際に仕事につながらなかったときでも、仕事の訓練ができます。ふだんからブログで架空の質問に答える訓練していたことは、それが仕事になったときに生かせます。
ブログを自分の訓練場にし、いつでも迷宮に潜れるようにスタンバイしておきましょう。
昨日のネタ出し
来週提出する、税理士会の広報活動のネタ出しを…。でもこれもブログをやっているので、ぱぱっと出せますね。