越後を旅して出会う酒 旅酒 特別純米酒(新潟)

上越では、下越の地酒の銘柄はほとんど見かけません。「新潟 120km」という交通標識を見ますが、そこまで離れると別の国ですね。

妙高酒造「妙高山」で知られるメーカーの旅酒

新潟県のお酒は、好みに合わない淡麗系、甘口系が多いのですが、この「旅酒」は、なかなかおいしかったです。予算は超えていて300mlで990円でしたが。癖がなく、清流のようでいて、旨味もちゃんとある。ごはんがおいしいお酒です。

旅先でおいしい地酒を買うのは難しいです。試飲もできないし店員も詳しくないとすると、能書きを探すしかありません。

ラベルに味の傾向が書いてあるのはレアなので、POPを見る、メーカーの説明を見る、さらに、お酒を出す飲食店の看板にある説明書きを見るなどして、自分の好みに近いワードが載っているお酒を選ぶ。好みの県に近い土地ほど、また川の上流ほどおいしいという傾向もあります。これで、リスクはかなり軽減されると思います。