freee会計の取引テンプレート、自動登録ルールを見直す

freee会計を使う場合の注意点を解説していきます。

変なリンクもあるし、自動化といっても完璧ではないので。

桜木町の夜桜

ホーム画面でクリックしてはいけないところ

ホーム画面の左サイドのメニューのとなりに、連携したネットバンクが出ていると思います。

そこに、さもクリックしてといわんばかりに未処理(自動で登録でないもの)の件数が表示されています。

この銀行口座名をクリックしても、何もないページに飛ばされるので、クリックしないようにしましょう。

クリックすべきは、その右にある、「やること=自動で経理」のところです。

「やること」をクリックすれば、取引テンプレート等が推測されているものが並んでいますので、内訳を確認します。

取引テンプレートの登録の注意点

源泉所得税が惹かれる入金、消費税の課税と対象外が分かれるものが一括で引き落される場合、2仕訳になるので取引テンプレートを使わざるを得ないところがあります。

1仕訳の場合と異なり、自動で登録されなくなるので、あまり使いたくはないのですが。

売掛金の入金だったものは、「未決済取引の消込」から、該当する未決済取引を選択し、「差額の調整」で源泉所得税を入力します。

複数の売掛金(収入・未決済)を選択して消込むこともできます。

また、誤った取引テンプレートが推測されていることもあるので、修正しましょう。

特に、取引テンプレートを登録するときに「〇月分」と入れたものが残ってしまい、毎月〇月分になったりするミスがあります。

取引テンプレートを登録するときには、月分は空欄にしておく等の工夫が必要です。

一度作成したからといって油断せず、「取引テンプレートの設定」からたまに見直すのがおすすめです。

https://secure.freee.co.jp/deal_templates/standards

このURLをブラウザのブックマークツールバーに入れておきましょう。

自動登録ルールも見直そう

1明細1仕訳なら、自動登録(取引を登録する)が使えます。

ただ、たまに設定ミスで「取引を推測する」になっていることがあります。

https://secure.freee.co.jp/user_matchers

このURLをブックマークして、見直してみましょう。

同じ明細で、異なる科目や課税区分になる場合は、推測するでもいいのですが。

あと、仕訳帳でチェックすることもできます。

https://secure.freee.co.jp/reports/journals

このURLをブックマークして、ときどき「登録した方法=自動で経理」で絞り込み、想定どおりの登録になっているか確かめましょう。

freee会計で自動化するには、育てる期間が必要です。

最初は大変ですが、だんだん楽になります。

特に、Amazonビジネスアカウントで経費を払い、それを事業用のカードで決済するのを完全自動化できると、非常に楽です。

経費の登録はいらないし、負債の残高管理もいりません。必ず0になるからです。

freee会計 Amazonビジネス→事業用カードで払う – 税理士 木村将秀のブログ

編集後記

1日1新:椿屋カフェ クロスパティオ店

税理士による公益活動サポートセンターの研修、その後は、横浜ワールドポーターズ6階のNPOスクエアへ。