2021.12.24発売。
実務経験がない方にお勧めの、税理士 高山先生の若手スタッフシリーズ最新作です。本作は個人の確定申告・事業所得を中心とした内容です。
個人事業主の人が読むのはもちろん、これから法定調書、電子取引の保存、確定申告に取り組む会計事務所の新人さんが読むのにおすすめです。キャラクター同士の会話形式ですが、版元が税務研究会なので内容は本格的です。
経費になるかならないか? 経費の按分をする方法は? など、法人顧問ではあまり気にせずに済んでいた論点を総ざらえできます。
とくに会計事務所の新人さんは、最初がきついですからね。人に教える仕事なのに、教える本人が何も知らない。ここがきついポイントです。税金の世界では知識が力です。いっきに読みとおせる難易度なので、冬休み中にぜひ。ときどき難しい話が出てきますが、最初は飛ばして大丈夫です。
このシリーズの次回作は「消費税・インボイス」だそうです。