『BRUTUS特別編集 合本 村上春樹』の感想

雑誌『BRUTUS』が過去の記事をまとめた「合本」を出しているのは、コンビニや書店でよく見るので知ってはいましたが、自分の興味のある分野でそれを出されると、ちょっともやっとしますね。「それ、もう持ってるんだけどな……」と。

新規に追加されたのは、インタビュー8ページ。これで1,760円。ページ単価293円ですが、ファンなので買いました。

すっかりラジオの人、音楽評論家となった村上春樹ですが、今後の出版予定は既報のとおり、以下:

  • クラシック・レコード本の続編(年内発売予定)
  • カポーティの新翻訳

翻訳は相変わらず良いので、買う予定。クラシック・レコード本は、まったく興味のない分野の専門書なので、買わない予定です。

30日の村上Radioで、「長編の予定は?」という質問に答えるそうなんですけども。『騎士団長殺し』で引出しが払底した感があり、そこから盛り返せるか。私のおすすめは圧倒的に『1Q84』ですけどね。