前回のつづき。前回は推移表を作る下準備でした。月別推移表を作るには、全行に日付が入力された表が必要です。RDB の専門用語で正規化といいます。
Excel で隣に新しいシートを作り、 Alt → N → V でピボットテーブルを起動、元のテーブルを選択します。前回作ったテーブルを前提とすると、Σ 値に「金額数値」、列に「アクション」、行に「摘要」「勘定科目名」で2階層を設定します。
![](https://i0.wp.com/kimura-count-base.com/wp-content/uploads/2021/07/image-14.png?resize=900%2C178&ssl=1)
下の画像になるようにピボットテーブルの設定を行います。
![](https://i0.wp.com/kimura-count-base.com/wp-content/uploads/2021/07/image-15.png?resize=378%2C415&ssl=1)
左画像のように月別推移表にならなければ、日付を右クリック→グループ化で下画像のように「月」を選択。
![](https://i0.wp.com/kimura-count-base.com/wp-content/uploads/2021/07/image-16.png?resize=253%2C368&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/kimura-count-base.com/wp-content/uploads/2021/07/image-17.png?resize=208%2C387&ssl=1)
推移表の場合、収益と費用だけを表示したほうが見やすいので、それ以外の科目分類が表示されないようにします。
あとは、ピボットテーブル内の勘定科目の行は、単純な文字コード順になっているので、行をドラッグして任意の並び順に並べ替えます。案外簡単です。