最近の広告・広報としての SNS

昔、ドリームキャストで「セガガガ」という、ゲーム会社を経営するゲームがありました。

その中に広告宣伝コマンドがあって、お金がかかるのですが、唯一無料の選択肢があり、それが「ネット掲示板に書き込みする」だったと記憶しています。

2001 年当時なら、確かにそんな雰囲気ありましたね。掲示板では、よく「これ宣伝の書き込みじゃないか」と話題になっていました。

いまでも無料で顔出ししようと思うと、けっきょく SNS なのではないかと思います。しかし、それをやる前に、基本的な統計は押さえておきたいものです。

情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査

SNS について、総務省が公表しているデータがあります。

13歳から69歳までの男女1,500人に対する訪問留置調査(日記式、アンケート式併用)です。

「令和4年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」より

LINE はすごいですね。国税庁と LINE でお友達になれるわけです。YouTube も避けられないと言われるわけです。

でも mixi 、これは、もう、やらなくてもいいかもしれませんね……。優先順位は下げてよいでしょう。

20 代がターゲットなのに Facebook やったり、 60 代がターゲットなのに X ( Twitter ) やるのも、ムダが多いかもしれません。

インスタや YouTube のインフルエンサー活用の注意点

ユーチューバーの活用などは、それほど珍しいことではなくなってきました。

ただ、 NHK の番組でも取り上げられていましたが、企業案件を獲得したいがために、フォロワーを買うインフルエンサーもいます。

インフルエンサー活用の話が持ち込まれたら、その人のフォロワーが、ちゃんとしたアカウントか確認したほうがよいですね。

9割がブラジルのだったとかいう話を聞いたことがあります。ブラジル人に売りたいならともかく。

あからさまな企業案件だとフォロワーが減ってしまうので、インフルエンサーが期待したような宣伝をしてくれないことも考えられます。

自分では広告費を払うことはないけれど

広告というのは、それなりの規模の会社が行うことのような気がします。自分でも、払ったことはありません。

税理士のお客さまになるような会社さんでも、広告宣伝費がかかっているところは、案外少ないです。

せいぜい、求人広告費くらい。ちなみにこの科目は、広告宣伝費じゃないほうがいいですね。売上に連動するわけでもないので。

まずは SNS で広報から始めて、経験をつんでいくしかないかなと思います。

今日のインプット

  • とある講演会聴講
  • TINK ARCADE 横浜で、「出たな!ツインビー」プレイ
  • 『新九郎、奔る!』16巻
  • モスバーガーのモバイルオーダー
  • 川村屋 天ぷらそば