本の選び方 読みたい本はどうやって選ぶか

中学・高校時代に国語の先生から教わったことで、唯一憶えているのが、

「ベストセラー本、自己啓発書は読むな」でした。

なかなかファンキーな教えであると思います。

その影響で、いまも、この手の本を読もうとすると抵抗があります。買ってみても、ものすごい勢いで積ん読になってしまいます。

いまどんな風に本を選んでいるか書いてみました。

長年の疑問を解消してくれそうな新書を選ぶ

ときどきリアル書店に行っています。

どんどんなくなっていますが、あるうちは優先して行こうと思っています。

雑誌はさすがに買わなくなりましたが、文庫・新書・ビジネス書・会計・税務・コミックスをざっと眺めています。

最近買うのは新書が多いですね。疑問文になっている本のタイトルが、10数年来の自分の関心にぴったりはまると、思わず買います。

それがいちばん、外れがないですね。昔から疑問だったこと、許せなかったこと、やれていなかったことを、不意に思い出させてくれるような本を見つけるのがおすすめです。

そういうのは新書コーナーで見つかります。1,000円前後で買えますし、休日の午前中いっぱいで読み切れるものばかりです。

初見であっても、自分の疑問に対応した本は、買いましょう。

Amazonなどのネット書店でも、「新書」で検索すると、新書コーナーを疑似体験できます。

本のタイトル自体はどこで見つけるか

新聞の書評欄と、SNSで流れてくる税理士(リストで管理しています)のおすすめは、ときどきチェックしています。

両方で同じタイトルが来ることもあります。

でもすぐに買うことはないですね。しばらく経つと、そのタイトルと自分の疑問が一致してきますので、そこで買います。

逆に、自分の気持ちと一致しているような本は、手に取らないですね。『DIE WIH ZERO』とか、複数人が勧めてくれていますが、そんなの当たり前じゃんと思って立ち読みすらしていないです。

著者でこれは買うと決めているもの、10数年ぶりの続編とかは買う

著者でぜったい買うと決めているものは、買います。

でも、この著者でもこのジャンルはだめだな、と判断したものは除いています。

直近で買ったのは『働きマン』第5巻。第4巻が出たの17年前です。私がまだ結婚すらしていない。すごく愛読していました。

雑誌編集者のハードなお仕事マンガ。映画「プラダを来た悪魔」とか、「マルサの女」の張り込みシーンとか好きなら、行けます。

なので思わず買ってしまったのですが、読んでみたら掲載話のほとんどは連載中の雑誌で読んでいました。

でも、作者の体調の問題と、週刊誌自体が部数低下していた背景とで打ち切りっぽくなっていましたが、いま読み返すと、これはこれできれいに終わっていたなあと思いました。

働く人に、おすすめです。


昨日の買い物

『働きマン』第5巻、あたらしい歯医者で治療