個人的に、運がよかったと思うのが、新卒で「ふつうの会社」に入れたことです。
一般社団法人(入社当時は公益法人改革の前で、社団法人)の事務局に勤めていました。
創立50年以上で、一望できるワンフロアに、総務部(経理)、営業部、調査研究部、製造部(いずれも仮称)といった島が並んでいました。
各部署は4~6人ずつといったところです。
ひとりで税理士事務所をやっていて、ふつうの会社と違うのは
「ふつうの会社」は、やはり効率的です。
すごいですよ、社長が決めて、営業部が営業している間、経理ができて、同時にR&Dに没頭できるんですから。
効率性が違います。ふつうの会社にいると、実感しないかもしれませんが。
それに対して、ひとりでビジネスをやっていると、自分が営業している間、経理はできませんので、つい、後回しになってしまいます。
研究開発ばかりしていても、売る相手を探さないと、立ち行かなくなってしまいます。
ひとりでも、自分の中に部署をつくって管理しよう
なんとなく、日々の業務記録をつけていらっしゃると思います。
そこで、今日からその記録のテンプレートに、
- 社長
- 営業部
- 経理部
- 総務部
- 調査研究部
- 製造部
といった見出しやハッシュタグをつけてみて、ご自身の活動に応じて、部署に分けて記録をしてみてはどうでしょうか。
記録を数日並べて眺めていると、「最近、営業部が仕事してないぞ」とか、「新しい情報をとってないな」とか、「領収書の整理してないな」と気づけるようになります。
ふつうの会社なら、意識しなくてもバランスが取れますが、ひとりの会社は、意識してバランスをとることが必要です。
そのために、ひとりしかいない自分をいくつかの部署に分割して、管理してみようという提案をしてみました。
ひとりの会社を、ふつうの会社にしようということです。
例えば、部署を曜日ごとに活動するようにし、月曜は営業部重点、金曜は経理部重点…といったように活動すれば、自然にバランスが取れるようになります。
重点というだけで、日々営業・経理は必要ではありますが。
税理士は、あなたの中の「経理部」をサポートします
ご自身に経理部や会計事務所の経験がない場合、経理部の活動が不活発になりがちです。
私が昔お会いした経営者の方は、独立する前に税理士事務所に勤めて、そのハードワークで勉強マニアの税理士のもとで経理の修行をしつつ、担当先ではコンサルタントのようなことをされていたそうです。
そして社長になって、自分でも税務のことが分かって経営されていました。
そうでない場合、経理は一から勉強が必要です。
小さな会社の経理の基本、といった本がいくつも出ていますので、まずはそれを通しで読んでいただくのがおすすめです。
そして、ひとり会社の各部署の活動を振り返ってみて、「それでもやっぱり、『経理部』の業務記録の空欄が多いな……」ということでしたら、私(木村)をはじめ、税理士のサポートを考えてみてもよろしいかと思います。
私は、あなたの会社に「ふつうの経理部」を立ち上げ、会計・税金のことがコンスタントに行えることをサポートします。
昨日のはじめて
税理士による公益活動サポートセンター入会
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