ラジオ出演のための準備

今週、東京地方税理士会広報部の事業であるFMヨコハマ「教えて税理士さん®」のコーナーに出演しました。

そのために準備してきたことを書いてみます。

(そのときの音声は、ポッドキャストで聞けます。 FMヨコハマ「教えて税理士さん」 第716回から連続8回)

FMヨコハマがある横浜ランドマークタワー

発声練習

世の中のほとんどのことは、スポーツであると考えています。

私自身は、スポーツはほとんどしませんが(家族でやるバドミントンと、ウォーキングくらい)、そこで大事なことが何なのかくらいは分かります。

毎日することです。

これは、経理も、ブログも、楽器の練習も、受験勉強も、同じだと思います。

税理士のような仕事だと、一日中声を出さなくても仕事ができてしまいます。

しかし、声を出さないと、確実に声は衰えます。

夏休み、毎日家でごろごろしていた子どもの頃、夏休み明けに走れなくなった思い出があります。

意識して発声練習をするようにしました。その際のアナウンサー教本(高校で使っていたもの)は、YouTubeでもちょっと読みました。

自分の声に自信がない方ほど(ないのがふつうだと思います)、発声の技術をきちんと学びましょう。

口の動かし方、舌の位置、唇の動き、きまりがありますので。

私も自分の声はとくべつ好きではありませんが、技術的に正しい方向に向かっていればよしとしています。

原稿書きと、その練習

「教えて税理士さん®」の放送は、原則5分間となっています。

初の本番である今週火曜日の放送は、5分19秒でした。まずまずの成績です!

原稿を書いて、基本、そのとおりに読んでみて、もともと5分になるようにしていたからです。

しかもこの放送は、パーソナリティーの方と会話する形式で、相手方のセリフも書き込んでいます。

原稿を書くにあたっては、このシリーズは今回で716回を数えるので、同じテーマの放送回をすべて聞き、そこで出てきていないものを盛り込むようにしています。

また、わずか5分間ですので、要件を説明するにあたっても、いわゆる脱税防止規定のような要件は省略しています。

過去放送では、パーソナリティーの方の話すスピードが思ったより速かったので、原稿読み練習のときも、お相手のセリフ部分は速く読み、自分のほうはゆっくり読むようにしました。

それで、時間が長すぎたら文章を刈り込んでいます。

原稿を声に出して読む練習は、当日より前は、時間が5分になったところでやめています。

原稿自体は半日でいっきに書き上げます。

テーマの選定については、今回、立教大学の寄附講座で取り上げる内容と同一にしたり、電話相談センターで「いい質問だな」と思った内容にしたり、Kindle本で書いた内容と一緒にして、調べものの手間がダブらないようにしています。

当日、本番をどうするか

FMヨコハマのスタジオに入っても、本番まで20分ていど時間があります。

短い打ち合わせがあって、事前にメールで修正された原稿から、さらに当日の修正も入ります。

改めて読み直すことで、言いやすいほうに文章を変えることも多いです。

ブースの中に入ると、密閉型ヘッドホンが置いてありますが、特に指示を受けるわけではない税理士は、つけてもつけなくてもいいそうです。

やはりつけると、自分の声が聞き取りづらくなるので、付けずにやりました。するとBGMとかは聞こえないんですけどね。

パーソナリティーの方は、半分つけるという方法で、自分の声を聴きやすくしつつ、指示も聞けるようにしていました。

当日の音声をあらためて聞き返すと、けっこうペーパーノイズが入っており、次は気を付けようと思いました。

初回なので、原稿を読むことに注力しましたが、実際にはもっと、相手方の質問に、単純に答える気持ちでやったほうがよいとのこと。

あと7回、改善を重ねていきたいですね。

ラジオ出演の機会がある方は、今回のブログを参考にしていただければと思います。

編集後記

1日1新:光コンセント設置工事立会い。住宅街でよく見かけるあのはたらく車、これをやっていたんだな……!
そしてあくまで電話線の引き込み口をベースに作業するんですね!
ちなみに設置はビス留めか両面テープかを選べますが、ビス留めのほうが当然丈夫とのことです。

ちなみにFMヨコハマで好きな番組は、車を乗らない人でも楽しく聴ける「モーターウィークリー」です。最近聴いてないですが、今もやっているのかな?