知識を得ること、ではないと思いますね。
知識は、試験中も実感したでしょうが、よく使っている間だけ憶えていて、使わなくなったら忘れてしまうようなものです。
2つあります。
1つ目は、この問題が難しすぎると思って、心が折れるような人は、税理士に向いてないよ、とふるい落とす機能。あきらめない心を醸成する機能ですね。(あきらめない人は、大学院に行ってもいいのです)
2つ目は、その難しい問題を理解しようと思って、テキストを読んで、問題を解いて、解説を読んで、調べものをしているうちに、会計や税務の勉強をすることが楽しくなってしまう機能です。
あきらめない性質があって、楽しんで勉強をしてしまう人に、税理士は向いているよ、と語りかけているようです。
もともとそんな性質がない人にも、税理士試験をくぐり抜けているうちに、そうした性質が自然に身についてしまうのですから、大したものだという気がします。
もちろん、そんな機能は、すべての学習・勉強が内包しているものだと思いますが。でも、自分のお金で勉強する初めてのこの機会で、勉強というものが何なのか、分かったように感じます。
そんな、未知の学習体験をしてみたい、という方に、税理士試験はおすすめです。

1980年生まれ。木村将秀税理士事務所・代表。主にフリーランス・独立間もない個人事業主・法人設立を検討中の方のサポートをしている。自分で経理・申告したい/顧問税理士をつけたい/記帳代行を依頼したい に対応。特技はウォーキング(最長は戸塚~小田原間 45km 14時間)、趣味はジャズ喫茶巡り・村上春樹の本・SNK対戦型格闘ゲーム。プロフィール詳細