いまも、Windows 10のPCを使っていると、無償で Windows 11にできますよ! とメッセージが出てくるのですが、実際やってみた私から言わせていただくと、11にアップグレードしないほうがよいです。
パソコンの「大改造」的なことは、やはり、リスクがありますね。
無料アップグレードすると、「ただより高いものはない」を実感できます。
システムの復元ができなくなる
私だけかもしれませんが、Windows 11にアップグレードしたら、システムの復元ポイントの作成や、復元ポイントに戻すことができなくなってしまいました。
昔ほどではないですが、システムの不具合は起こるので、戻せないというのは、けっこう、怖いですね。
Windows のリセットができなくなる
何をやってもダメなとき、パソコンを購入時の状態に戻すリセットという機能がありますが、これができなくなりました。
まあ、Windows 11を、購入時のWindows 10に戻せない、ということなのでしょうが。
あと、リセットするためのリカバリメディアも作成できなくなってしまいました。
もし、Windows 11に無償アップグレードしようとお考えでしたら、Windows 10のうちに、USBメモリにリカバリメディアを作成しておくことをおすすめします。
万一のときは、Windows 10に戻せますので。
Windows 10に戻せたとしても、当初の性能が出なくなる
リカバリメディアがあれば、アップグレードしたWindows 11から10に戻せます。
もし、リカバリメディアを作成せずにアップグレードしてしまった場合は、パソコンのメーカーで有償でリカバリメディアを送ってもらえるサービスがあるかもしれませんので、調べてみてください。(VAIOはあります。7,150円かかります)
リカバリメディアを使えば、Windows 11からでも、リセットがかけられます。
ファイルを残しつつ購入時の状態に戻すことも、ファイルもまっさらにすることもできます。どちらにしても、バックアップは取っておいたほうがよいですが。
で、私の場合、リカバリメディアでWin11→Win10のダウングレード+リセットをかけてみたのですが、VAIO Zの特徴である、超高速起動がなくなってしまいました。起動にそれなりに時間がかかるように。
まともに使えないよりはいいけれど、新品に戻ったわけではありませんでした。性能低下も起きてしまい、ちょっと残念です。
新しもの好きとして、さっそくWindows 11を試してみたけれど、ちょっと失敗だったなーと思っています。
どうしても11にしたい方は、次のことに気をつけていただくことをおすすめします。
- Windows 10のうちに、リカバリメディアを作成しておく
- 高いパソコンで試さない
今日のできごと
- 日限山住民には最寄りの税務署といえば、戸塚税務署!に立ち寄りました。でも日限山は管轄じゃないんですよね。
- 管轄の「横浜南税務署」は、港南区民(かれこれ17年在住)にとって、あまりに遠いところにあり、税理士である私も行ったことがありません……。