還付申告。税金の還付。
別に、損も得もしていないのですが、ちょっとうれしいものです。
今回、1月4日に還付申告をしたところ、マイナポータルから、1月13日に1回目、1月25日に2回目のメールが届きました。
マイナポータル経由でe-Taxのメッセージボックスを見に行くと、1月29日に還付手続きをすることが分かりました。実際に口座に振り込まれるまでには、ここから4~5営業日かかるとのこと。2月2日には振り込まれるでしょうか。
今回は、消費税の還付申告でしたので、申告から1カ月程度かかりそうです。
「還付金処理状況確認」は2段階ある
まず、還付申告後約9日ていど経つと、「還付金処理状況」が更新され、振込先口座の確認をしているというメッセージが表示されます。
ここで、自分の確定申告書の「還付される税金の受取場所」に記載がある「振込先金融機関」「口座番号」「預金種別」が表示されます。
この口座番号、正しいですか? お手もとの通帳やネットバンクの口座情報画面と、一度見比べてみてください。
万一、数字がずれている、ということがありえます。その場合は、急ぎ、「還付金処理状況」画面の末尾にある、連絡先の電話番号に電話して、口頭で正しい口座番号を伝えてください。そうしないと、還付が遅れてしまいます!
これが第1段階。ここからさらに1週間程度で、「還付金の支払手続を下記の日程にて行います。」という2段階目のメッセージに更新されます。これで、手続き日の数日後に還付されるのを待つだけ、という状況になります。
消費税の還付の場合は、郵送でお手紙が来る場合も
消費税の還付が多額だと、申告後に税務署から角2封筒で「消費税還付申告の内容についてのお尋ね」というお手紙が届くことがあります。
(回答)のページの理由欄に指示されたとおりに記入し、お手紙で依頼された資料のコピーを同封し、チェックマークを付して、簡易書留で返送します。
あ、いちおう、何を送ったか、コピーなり写真なりでわかるようにしておいたほうがよいですね。
これをやらずに放置していると、いつまでも還付されません。返送しないと、もう一度お尋ねの郵便が届くこともあります。早期の還付のためには、資料を整理してすぐに送れるようにしておくことが大事です。
記載のしかたが不明な場合、どこまで資料を送ればいいか判断がつかない場合は、税理士にご連絡を。税法のルールにのっとって、必要な個所だけのコピーを送ることができます。
マイナポータルからメールが来ない場合
マイナポータルからメールが来ない方は、「マイナポータル 正式版」から、メニュー → アカウント設定(利用者登録変更)から、「行政機関からのお知らせ通知」にチェックを入れ、連絡用メールアドレスを登録しておきましょう。
「新しいマイナポータル」「マイナポータル 実証ベータ版」の青っぽい画面からは登録ができないので、要注意です。ベータ版のメニュー → 正式版を使う で黄色っぽい画面に移動しましょう。
いま、「マイナポータル 実証ベータ版」のほうだと、2023年の医療費、薬の情報も見られるようなっていますね。
e-Taxで源泉徴収票が見られる
あと、役員報酬やお給料をもらっている方は、会社によっては「給与所得の源泉徴収票情報」がe-Taxに届いています。(会社が源泉徴収票を、法定調書として税務署に送信している場合)
「表示」ボタンから源泉徴収票の様式で表示でき、「PDFで保存」することもできます。「なくしちゃったから、会社に源泉徴収票の再発行を依頼」ということもなくなっていくかもしれません。
今日のできごと
- おすすめされていた会計・経営本『「数字」が読めると本当に儲かるんですか?』を読みました。なんか、これ1冊でよいな、といういい本でした。