この時期に多い質問に、まとめてお答えします。
税務署の確定申告会場で質問しながら申告書を作りたい
まず、パソコンでもスマホでも、所轄の税務署の名前で検索します。
税務署から確定申告のお知らせが届いていれば、その発信元が、あなたの所轄税務署です。その名前でネット検索です。
すると、その〇〇税務署のページ(国税庁)がヒットしますので、申告書作成会場(確定申告会場)の情報をチェックします。
これが、ほとんどの場合、2月16日から3月15日までの開催です。いわゆる、確定申告期間の間、やっています。
原則、平日しかやっていないので注意です!
日程はわずかですが、日曜日も開かれるので、平日に行けない方は、その日をチェックしておいてください。
LINEアプリで国税庁を友達登録→トーク画面で税務署と日時を指定し、整理券をゲットするのがスムーズです。当日はトーク画面を見せて入場します。
地域によってはLINEを使わない、Web申込みもあるようです。なお、電話による予約はやっていません。
整理券配布が終わる前に、まずは事前申込だけでもしておくことをおすすめします。
確定申告会場は、税務署だったり、別のビルや商業施設を借りて行われたりしますので、場所は確認しておきましょう。
税務署のページで、赤字で書かれた「お持ちいただきたいもの」を、当日までに準備しておきます。
原則として、会場ではスマホで申告書を作成して提出することになります。
スマホに今年の申告書データが保存されますので、来年はそのデータを利用して、スムーズに作成できるようになります。
申告内容が去年と変わりなければ、もう会場には行かず、ご自宅で申告することもできます。
税理士による無料申告相談を受けたい
これも、所轄税務署のホームページに記載があり、別にPDFファイルで日程と予約方法が案内されています。WebかLINEで事前申込が必要です。
場所は税務署とは別のこともあるので、PDFでご確認を。
あと意外に日程が少なく、2月上旬には終わってしまうので、いまのうちの行動をおすすめします。土日は開催していないようです。
ここでも確定申告会場と同様に、提出までできます。
税務署に相談でも、税理士に無料相談でも、まずはご自分の申告書を提出する税務署のホームページを検索してみることが第一です。
医療費控除を受けられますか?
この支払は、医療費控除の対象かどうか?
治療のために必要な支払であれば、自信を持って医療費に入れてよいです。
いま通院中だが、この支払をしないと、お医者さんに行けない。それは、自分と同じ状況であれば、誰でもそうするだろう。そういう費用も医療費です。
誰でも、最低のコストで通院しようとすれば、これは払うはず。例えば、遠くの大病院に通うためのバス代、電車代なども医療費に含まれます。
なお、交通費については、人から受けるサービス(運転してもらう)の代金に限られます。ガソリン代はモノの代金、駐車場代は地面の借り賃なので対象外です。
金額が一見高いようでも、治療のために、これ以上安く済ます方法がない、というものも医療費です。
反対にいうと、オプションとして追加払いした個室代は対象になりません。
そういう判断基準をもっていただくと、医療費かどうかの判別がスムーズになるのではないかと考えます。
どうしても医療費控除になるかどうか確認したい場合は、「国税庁 ふたば」で検索して、チャットボットに、その支払いの内容を入力して聞いてみてください。
今日のできこと
- 確定申告電話相談センターの業務に、税理士として従事しました。