レビュー CASIO KL-SP100(ラベルライター)を使ってみた

いわゆる「テプラ」(キングジムの商標)を買ってみました。このKL-SP100は2022年10月発売。カシオですが。

メーカーにこだわりはありません。昔、職場で古いキングジムを使っていましたが、若干、接続に安定感がなかったので、変えてみました。

ノジマのような小さな電気売り場でもテプラがいくつか売っていたのですが、PC接続に対応するものがなく、ヨドバシまで足を伸ばしました。

これは、スマホ・PC両対応のものです。スマホにはBluetooth、PCはUSB接続(USB-Cではなく、昔ながらのmini Bタイプ)。

ACアダプター駆動で乾電池にも対応(電池駆動だと印刷が遅くなるので、使う予定はなし)。

あと、18mmテープが付属しています。バインダーファイルの背表紙に貼るには、9mmがいいと思いますが。

選んだポイント

「子供が帰宅するまでの短時間で、店頭の在庫から選ばないといけない」という縛りをかけて選びました。

縛りをかけてゲームを遊ぶのが好きだったせいもあります(ロマサガを4人パーティでクリアとか、ソウルブレイダーを最小限のアイテムでクリアとか……)。

下調べは、ざっと通販サイトで眺めただけです。

決め手は、

  • PC接続だとExcelをもとに差し込み印刷や表の印刷ができる
  • スマホがダメなとき、PCでも印刷できる
  • ほとんどの機種の印刷解像度が180dpiのところ、これは200dpi
  • テープが近所のノジマで買える
  • PC接続できるタイプでは、下から2番目のお値段
  • オートカッター&ハーフカット機能(シールをはがすための切れ目を作ってくれる)

ハーフカット機能はうれしいですね。シールをはがすのに、昔、苦労したことがあるので……。解像度が高いのも、しょぼくなりにくくてよいです。

実際に使ってみたところ

使ってみて、難点は、

  • ちょっと本体サイズが大きい
  • テープの交換に前面を大きく開ける必要あり

まあ、それほどは気になりません。接続・印刷は安定しています。

PCソフト「LABEL DESIGN MAKER」の使い勝手も、国内メーカー製にしては比較的いいほうかなと。QRコードの印刷もできるようです。

印刷の品質ですが、18mmテープに大きめに印字すると、漢字の「はらい」的な斜めのところに若干ギザギザが見えますが、離れて見る分には問題ありません。

昔の製品や安い製品だと、字がガタガタで安っぽく見えましたが、これなら許容範囲です。

本当は、テプラのいらない仕事環境が理想

印刷して、はがすまではいい。でも、それを貼るのが苦手なんですよね……。

手先が器用ではないので。ガンプラも苦手でしたし。どうしても斜めってしまう……。昔、契約書のテープ止めをしたときもつらかったです。汗がだらだら出て。

紙、物理的な世界が苦手です。

お客様との最初の打ち合わせのとき、「申告書の控えはPDFでいいですか?」と確認を取っておけば、テプラ自体いらなかったかもしれません。

しかし、どうしても物理的な表示というものがたまに必要になることがあるので、いい機会なので買ってみました。

今日の読書

  • Amazonから今日届いた、仕事の本を1冊読破しました。
  • あと、安西水丸『完全版 普通の人』を読み途中。ううん、ふつうのひととは、私であり、あなたであるのだなと。作者の観察眼を味わえるマンガです。