この『ふつうの軽音部』原作者インタビューは面白かったです。
もちろん、漫画も私にはとっても面白かったです。何度読んでも笑える、発見があります。
『ふつうの軽音部』の差別化
題材としては、自分自身が経験していて詳細に描けるものとして「軽音楽部」を選び、「大人数の軽音部を扱った作品はなく、差別化できるのでは」と考え、今の設定にたどりつきました。
【第113回】『ふつうの軽音部』が生まれるまで【クワハリ先生インタビュー】 – 運営からのお知らせ – ジャンプルーキー! (shonenjump.com)
私(税理士)もマンガ家も同じフリーランス(ひとりでやっている個人事業者)ですが、その戦い方として、このコメントが参考になりました。
論文を書くときに、まず先行研究を調べる。それとは違うことを書く。
マンガを描くのも同じで、まず同ジャンルの先行作品を読み、それがやっていないことを書く。
作中に「 『けいおん!』は5人だったのに…」というセリフもありましたが、『ふつうの軽音部』の軽音部いったい何人いるのでしょうか……?
まず1年生部員が45人、2年生・3年生を合わせると90人近いだろう部員がいて、その中からどんどん新キャラが登場してきます。
他が少人数の軽音部ものなら、こっちは大人数だ! そっちの主人公が陽キャなら、こっちは陰キャだ!という違いのつけ方です。
税理士も、先行税理士がやっていることをみて、それと違うことをやる。これが差別化の第一歩です。
サムライスピリッツの戦い方:相手の得意な間合いを外す
対戦型格闘ゲーム(格ゲー)の対人戦で勝てるようになるには、あるていど負ける期間が必要です。
ある使用キャラクターにやたらと負けているとします。その場合、どの技をよく食らったか、どの技を食らうと負けたか、思い出してみましょう。
コマンド投げをしょっちゅう食らって負けていた場合。そのキャラクターに接近してはいけません。距離を取りましょう。距離を取れば、投げ技は絶対に食らわないのですから。
突進技をよく食らうという場合。その突進技が届かない距離を保ちましょう。
かといって、離れっぱなしでも勝てないので、ヒット&アウェイ戦法をとると、勝てないまでも善戦できるようになります。
一方、飛び道具をよく食らって負けるという場合。相手が飛び道具を打てないように、常に相手のふところに入った状態で戦いましょう。
自分の苦手なことをしてくる相手には、それに応じず、こっちの得意な方法でアプローチする。例えば、電話が多い相手に対し、こちらは電話が苦手・受けたくない場合、こっちからはひたすらメールを返す。
連絡を取るのに電話したくなければ、ホームページのフォームから送る。私もこういうことはけっこうやっています。
暑い日にサーティーワン・アイスクリームに行くべきか
今日は暑かったですね……。子供が行きたいというので、サーティーワンに行きましたが、混雑していました。
自分がしたいことは、周りのみんなもしたいこと、ということを失念していました。
日常生活でも、「〇〇やりたいな……」と思ったときは、一度立ち止まって、「ほかの人もやりたいんじゃないか?」と思考してみたいものです。
桜が満開になったら、桜の名所に行っていいか? やめたほうがいいです。きっと混んでます。そして、「なんでこんなに人がいるんだろう……」と思うでしょう。
桜が見たければ、べつに観光名所じゃなくても、あちこちに咲いているものです。近くの学校とか公園とか、間合いを外すか、他の人々がやりたいと思っていそうなことを、やりたくない、と姿勢を変えてみてはどうでしょうか。
税理士の仕事でいえば、先行税理士がやりたくないと言っていること(Xなどで情報収集)をやるのも一つの考え方です。
生活の間違いノートを作って、生かしていきましょう。
今日の漫画
- 少年ジャンプ+アプリを入れて、『推しの子』を1話から一気読み。