個人事業者はきちんと帳簿をつけて申告・納税してほしい!という会議の資料なんですが、読み物としても面白いです。
第6回 納税環境整備に関する専門家会合(2021年8月10日)
8ページ目。帳簿をつけていようがいまいが、8%くらいの個人事業者は、事実を曲げたり、あるものをないと言ったりしている。
11ページ目。税務調査で否認した経費と同額の簿外経費を主張されると、税務署の人の確認事項が増えてめっちゃ困る(要1000人日)。
13~14ページ目。帳簿がないと、税務署が推計した収入-経費=もうけ で課税する。→帳簿をつけないと、税務署が税金を計算してくれて、むしろ楽! そのうえ、帳簿がないので事実も曲げていないし、あるものをないとも言っていないのでペナルティもかからない。
国税庁は、帳簿つけて!の広報をしていますが、正直、これは学校教育でやるべきことだと思いますね……。帳簿がないことへの罰則も必要でしょう。