ある仕事にどっぷり浸かっていると、閉塞感のようなものを感じることがあります。
勉強とかもそうですね。
税理士試験の勉強中は、受験予備校のテキストの世界の中だけで過ごしていた時期がありました。
それがすごく苦しかったです。
受験勉強のメンタル対策は、予備校の外の情報に触れること
それが『会計人コース』(休刊)を定期購読するようになり、予備校の授業以外の教わり方があるんだということ、またおまけコーナーの連載を読むことで、予備校の外の世界を感じ、リラックスできたことを憶えています。
(大原簿記学校のカウンターで、『会計人コース』を販売していて、そこで出会ったのでした)
また、受験テキストの元ネタとなる本を読むことで、テキストの外の世界に触れることができました。
息のできない水中から、水面に顔を出して、呼吸をしたときのような気持ちになれました。
社内の情報、業界内の情報以外に触れているか
新卒で入った会社には、マニュアルも教育体制もあり、最初のうちはとてもよかったです。
ただ、何年か仕事をしているうちに、どうしても社内の情報だけではわからないことが出てきてしまうのです。
そのころ始めた税理士試験の勉強は、当時の仕事にも関連していたので、簿記論・財務諸表論の知識で、今の仕事を整理しなおしてみました。
そうしたら、自分が何をしているのか、自分が見ているものが何なのか、理解できるようになったのです。
受験勉強の内容が抽象的すぎるという場合には、いまいる業界の、業界団体が出している会員企業向けの経理マニュアルを読んで、具体的な取引への適用を学びました。
- 自社内だけではなくて、自分の業界の業界団体が出す、より上空から眺める情報
- さらに上空から眺められる、学問としての情報
この2つに触れているかは、けっこう重要であると考えています。閉塞感を感じていたら、社外の情報、上流、上空の情報に目を向けてみましょう。
業界から出るか、とどまるか
業界内では、または、社内では、すごく問題とされていたことが、その外に出てみると、誰も話題にしていない、ということはあります。
当たり前のことですが。
業界や会社にとどまって、その問題の解決に努めるのも手でしょう。
ただ思い悩んだり、心が折れそうになったり、なんか身の回りで変なことが多発しているな、と思うのでしたら、ちょっとそこから出てみるのも手。
ただ、出るのはリスクはありますので、貯金をするとか、資格を取るとか、早めに動くとか、生活費を下げておくとか、いくつもの対策を取っておいてから、をおすすめします。
出てみた先でも、また別の問題に出会うことになるでしょうから。
昨日のはじめて
コンビニで半額になってたポーカーセットで、チップを使って子どもと遊ぶ