マイニングによる取得
まず、ビットコインはマイニングすると手に入りますよね。この手に入ったビットコイン、手に入った金額分だけ、いきなり法人の収益になります。
直感的にわかりにくいかもしれませんが、採掘(マイニング)の比喩どおり、鉱山で金を掘り当てたら、掘り当てた人のもうけというわけです。
で、このマイニングのためにグラボにがんがん電力を供給してかかった電気代、これは法人の経費になります。
簿記を勉強した人だと、「ビットコインを入手するためにかかったんだから、ビットコインの取得価額に含めるべき」と思うかもしれませんが、そうはしません。
入手したときの 1 BTC あたりの時価に、入手した数量をかけた金額が法人のもうけ。1カ月分のビットコイン収益より、電気代が増えた分が上回ってたら、損したことになります。
でも、ぐんぐん値上がりしてたら、この入手による収益も増えていくことになります。