BAR IGETA その3

コロナ禍を乗り越え、同じ場所で営業しつづけるジントニック専門バー BAR IGETA

商店街の街並みはガラッと入れ替わってしまいましたけど、まだ残っているものがあります。

店名は変わりましたが、袖看板は昔のまま、「BAR THE GINTONICX」で、中身もほぼ同じです。

スペルが覚えやすくなったのが、最高ですね!!(ジントニクスが憶えられない)

で、隠れた利用法ですが、プロ野球観戦バーとして、ときどき楽しませていただいております。

ベイスターズ戦か、日本シリーズのような注目の試合の際には訪れてみては。

プロ野球を映像で観戦する環境がない! という方は、ぜひ来季。私も毎回ひさびさですが……。

夏はミントの効いたモヒート(by 粋な夜電波)、秋は日本シリーズ、冬はおでん、という感じで楽しみたい気軽なバーです。

入口の鉄扉が締まっていて入りにくいかもしれませんが、「OPEN」とあれば、開ければ大丈夫です。

常きげん 純米(石川)

お酒探しにおすすめのスーパー

石川県は金沢駅から、香林坊方面に歩いていく風景はとても好きですね。夜の香林坊中心街も、路地・緑・ジャズ喫茶があったりして雰囲気があります。

さて、石川県にはないですが、たまに「オリンピック」という首都圏のスーパーに行きます。

小規模店、大規模店、いろいろあるのですが、たまに、お酒売り場が異常に充実したオリンピックがあります。

喫茶店(GRAIN COFFEE ROASTER)併設のオリンピックに、その酒類の大型売り場があることが多いです。お酒好きの方は、ぜひ探していってみていただければと思います。

洋酒もありますが、日本酒も、他のスーパーではまず見かけない銘柄がそろっています。

濃醇辛口派におすすめの一品

そこで見つけたのがこの「常きげん 純米」(1.8L 2,640円)。山形県の「上喜元(じょうきげん)」と発音は同じですが、味はまったく違うので、要注意です。

濃醇辛口派には、ぜったいに満足のいくお味です。同額の真澄 純米酒(奥伝寒造り)と同系統で、それをじゃっかんマイルドにした感じですかね。メーカーサイトの商品紹介文のとおりです。

でも、ラベルには味については何も書かれておらず、そこが残念です。

この銘柄のように、常にきげんがよい、というのは非常に大事なことと思います。たまに上きげん、ではなく。

そのために、毎日好きなことをやっていきたいものですね。

初心者が自分好みの日本酒を選ぶには

たまたまおいしい日本酒を飲んで、日本酒も始めてみようかな、と思われた方。

白ワインが好きで、ちょっと飲むお酒の範囲を広げてみようかな、と思われた方。

低リスクで、自分好みの日本酒を選ぶ方法をご紹介します。

味のグラフが載っているものを選ぶ

日本酒は、「甘辛」と「濃淡」という味わいで分けられます。

濃醇甘口、濃醇辛口、淡麗甘口、淡麗辛口の四つ。中間的な中口というのもありますが。

淡麗辛口っていうと、アサヒスーパードライの売り文句みたいですが、そんな感じです。

麒麟一番搾りが、比較的濃醇かな、というイメージ。

ちなみに、似た言葉に「芳醇」がありますが、意味的には「淡麗」に近いことが多いです。

たまたま飲んで、おいしいと思った日本酒の瓶に、この写真のようなグラフがあればラッキーです。なんなら写真を撮っておけばいいです。

今後、売り場でこれと似たようなグラフのものを買えばいいからです。

グラフがないものは、ネットか記憶を検索する

おいしいなと思っても、銘柄名をちゃんと覚えているでしょうか。

お酒を飲んでいたこともあり、若干うろ覚えではないでしょうか。覚えておくには、酒場で飲みすぎないことも必要です。

「じょうきげん、だったかな…」「まつみどり、だったと思うんだけど…」

その二つ、同姓同名のお酒がありますので、ご注意を。

ラベルを見て、グラフが自分好みの配置なら、たぶん合っています。

ラベルにグラフがないことも多いです! これは、いったん「よみがな」でネット検索するしかないでしょう。

ラベルにグラフがなくても、公式サイトにはあったり、味の説明がより詳しく載っていたりすることが多いです。

その説明が、あなたの好みに合っていれば、たぶん、ご記憶のお酒です。まあ、同じ銘柄でも、サブタイトルが「純米酒」とか「本醸造」とかで、かなり味が違うので、リスクは残りますが。

リスクを取りすぎない。予算上限を決めよう

気になる銘柄で、1合のワンカップや、300mlの小さいのがあれば、安いので、それを選びましょう。

それが、記憶の「あのおいしいお酒」だったら、今後はその大きいのを買えばいいです。

一升瓶しかない。そういうこともあるでしょう。むしろそのケースが多いかも。このときは、一升瓶あたり、税込2,640円(あたり)を上限として、これ以上高いのは買わないと決めておきます。

高いお酒ほどおいしいとは限らない。高ければ高いほど、人を選ぶ味になっていることが多いです。日本酒歴15年くらいの経験上、税込2,640円(1800ml)が、コストパフォーマンスがよいと思います。

このほか、4号瓶もあります。小さいほど1合(180ml)あたりは当然割高になりますが。

なるべく失敗のダメージを抑えつつ、好みのお酒との再会を狙ってみていただけるといいと思います。

田中農場 七割 純米酒(鳥取)

初めて諏訪泉を買ったのは、10年くらい前で、いまとはラベルが違います。

2023年はうさぎ年で、ふつうの諏訪泉は「うさぎラベル」(因幡の白うさぎの伝説にからめています)に変わりました。

そのときに、味も少し変わったのか、「うさぎラベル」の諏訪泉は、独特の色合い、味はそのままに、ちょっと飲みやすくなったように思えました。

10年前に飲んだ諏訪泉の味に近いのは、「田中農場」のような気がします。より古風なスタイルになっています。

例によって新橋駅の銀座口から横断歩道の向こうにすぐ見える鳥取・岡山のアンテナショップで買えます。

もちろん通販でも買えます。通販で買うと、手書きの挨拶状がついていたり、その後DMが来たりして、けっこう頑張っている感があります。

血縁者が鳥取にいるので、鳥取県のことは応援しています(親戚は大雨の被害には遭わずにすんだようですが……)。

昨日土曜日のSteam斬サム(サムコレ)

夜9時から10時半まで。前にも対戦したトップランクの方と数連戦。1回だけ勝てました!(VS骸羅) この日はなぜか、初めて見かける3名の方と8戦もできました。最近人がいなかったので嬉しい。現在の勝率は55%です。

夏の日本酒→浪乃音 辛口 純米酒 火入(滋賀)

「浪乃音」の銘柄名を知ったのは、ソニー・マガジンズ(のち、エムオン・エンタテインメント)発行の(休刊した)雑誌『デジモノステーション』の日本酒連載漫画でした。20年近く前か?

何でデジタルモノ雑誌で日本酒の連載をしていたのか? まったく意味不明ですが(ニコ・ニコルソン作画)、いま、ヨドバシやビックなどの家電量販店で日本酒を扱っているのが普通なので、先進的な連載であったと思います。

そこで、辛口と付されている「浪乃音」を飲んだ編集者が「甘い!」と叫び、師匠役のおやじが「旨い酒ってのは、甘いんでい!」と答えるシーンは、忘れられないものとなっています。

さて、日本酒は夏はいまいち飲みがたい飲み物で、ビールに譲ってしまいがちなのですが、このお酒「浪乃音 純米酒 火入」は、さっぱりした味で、それでいて淡麗でなく。

純米酒 牧水特別純米 十水系の味。炭酸感はほぼないけれど、辛口(糖分が少ない)でありながら甘く、飲みごたえはあるものの、蒸し暑い夏でも飲みやすい、いまの季節におすすめの日本酒と思います。

醤油系の料理によく合うのではないでしょうか。

ちなみに、この記事は500字。スレッズってこんな感じですかね。

天狗舞 山廃仕込純米酒(石川)

どこでも売ってる気がする、濃醇な純米酒。

キャッチコピーが、「山廃仕込特有の濃厚な香味と酸味の調和がとれた個性豊かな純米酒です。濃い山吹色は目も楽しませてくれます。」と、濃醇派に安心のメッセージを発してくれています。

「(ぬる燗・常温が特におすすめです)」というのも、特にいいですね。

箱には、「手作りの麹と山廃酒母で仕込んだ純米酒。輝く山吹色は、熟成のあかしです。」「濃い山吹色が特徴です。」ともあり。

味わい分布のグラフがあり、4ランクで

  • 味の厚み…4
  • 酸味…4
  • 辛さ…3
  • 熟成感…2

酸味4ですが、酸っぱくはないし、むしろマイルド。真澄 奥伝寒造りをマイルドにした感じでしょうか。

真澄 奥伝寒造りは、とあるお店で「中口」と表示されていましたが、全方面へのベクトルがバランスよく伸びていて、結果として中口になっているタイプ。いわゆる中口は、ベクトルが単に弱い。天狗舞は若干、いわゆる中口寄りかもしれません。

濃醇日本酒の極北、諏訪泉 純米酒(鳥取)が新橋で買える

諏訪泉の純米酒(ワンカップ)を初めて買ったのは、鳥取駅の構内売店でした。

そのあまりに「味がする」お酒に、おどろきました。

それ以来、諏訪泉を買おうとすると公式通販サイトしかないかなと思って利用していたのですが、なんと、新橋で買えることに気づきました。

JR新橋駅を銀座側に出るとすぐ目の前に見える、「とっとり・おかやま新橋館」です。

銀座には、かなりの数の都道府県のアンテナショップが出店していますが、その鳥取・岡山県版です。

古風な日本酒です。これを飲んだら、「真澄 奥伝寒造り 純米酒」なんてめっちゃ現代的な味ですね。

かなり極端ではあるものの、バランスはとれているほうであると思います。ちゃんとおいしい。

唯一無二の味なので、こういう日本酒を飲みたいと思ったら、諏訪泉を飲むしかない。ジャズの名盤のようなお酒です。

濃醇派の方には、一度お試しいただければと思います。「因幡の白うさぎ」ラベルが目印です。

酸味の強い系の濃醇日本酒 菊姫山廃仕込純米酒(石川)/鉾杉 KH改 多酸純米酒(三重)

最近飲んだ、濃醇をうたうお酒は、酸味が強いものが多かった気がしますね。

濃醇旨口をうたう「菊姫 山廃仕込 純米酒」、色あいも、いかにも濃醇!という感じで好ましいのですが、一口目に酸味を強く感じます。

濃醇好みといっても、それを冠するお酒は2つに分かれるように思います。

酸味強い/酸味弱い です。

このどっちが好みになるかは、コーヒーの酸味強い/酸味弱い の好みがどっちかによります。

越の寒中梅朝日山純米酒も、やや酸味系ですね。

それよりさらに酸味強めなのが、「菊姫」です。メーカーサイトでも酸味がランク最強になっています。

そのチャートでいったら、最強のメーターをさらに振り切った極端な酸味酒が、「鉾杉 KH改 多酸純米酒」。これは、ほぼ「お酢のようなお酒」です。

お値段も高い。日本酒は、高いものほどおいしいのではなくて、高いものほど人を選ぶようになっています。これが好みだったら、あとあと困りますね。

越の寒中梅 濃醇旨口 純米酒(新潟)

とかく濃醇という味の日本酒は少数派です。みんなビールみたいな日本酒が飲みたいのかな。売り場を見ると、8割がた淡麗と書いてあります。あとは、中口と、濃醇。

これらの日本酒は、同じジャンルのお酒とは思えないくらい味が違うので、日本酒が苦手だったという方は、この3つのタイプが異なるものを試してみてほしいです。

この「濃醇旨口 越の寒中梅」というお酒は、「越乃寒梅」の類似商標みたいですが、濃醇の何たるかが楽しめるお酒です。

メーカー公式サイトの説明文は、「お米の旨みが充分味わえるしっかりとした味の濃い純米酒」。「味が濃い」が濃醇日本酒のキーワードです。

濃醇・中口に位置しますが、中口にありがちな味のしないお酒とは違い、しっかり味のするタイプです。のど越しも、辛口といっていいくらいの刺激があります。

なんなら、朝日山(純米酒)に近い。それが税込み1,100円(4号)とお手頃価格。濃醇の入門に最適と思いました。

純米酒 牧水、特別純米酒 奏龍(長野)

長野県は上田エリアで入手できるお酒です。

今風でない日本酒を飲もうと思ったら、「生酛造り」「山廃造り」と書いてある酒を買いなさい、という指南本を読んだことがありますが、「必ずしもそうとは言えない」といのが経験上の意見です。

牧水は、生酛造りなんですが、これは、昔風というよりは、けっこう個性のある味。

特別純米 十水」によく似ていますね。ふたを取ると炭酸が抜ける音がするところも、もったりとしているところも。

私は、個性のあるお酒が好きなので、これはよかったです。飲みごたえがあるので、地元グルメの山賊焼きと合わせてもいけます。

一方、奏龍(なきりゅう)のほうは、これはよくある、今風の、非淡麗系の味。濃醇辛口というには、すっきりしているタイプです。今、「淡麗」と書いてないお酒の大半が、こういうお味だと思います。

「淡麗」ではないので、好みに近く、おいしく、飲みやすいですが、個性はないかなと思いました。