最近のリバイバル趣味について

私は趣味を定期的に切捨てていくタイプです。

こういう生活を続けていると、限定されたSSD容量・本棚を増やすことなく、自分が今、何を好きかを一覧できるようになるのがメリットです。

何が好きかを分かっていれば、買うか/買うべきでないかの判断を即できます。

今まで捨ててきた趣味

昔好きだった音楽も、ある日を境にCDを売り払ったり、録音したMDを捨てたり、MP3を削除してきました(MY LITTLE LOVER、B’z、岡本真夜、THE ALFEE、小田和正、佐野元春、矢井田瞳、山下達郎、American Hi-Fi)。

好きだった本も、後輩にぜんぶあげたりしてきました(『スレイヤーズ』『クリスタニア』『ロードス島戦記』『ソード・ワールド』『ある日、どこかのダンジョンで』『ドラゴンはダメよ』『指輪物語』、内田樹の初期作品)。

ゲーム(ネオジオROMカセット40本、ドラクエ)、漫画(『いいひと。』、福満しげゆきの初期作品)は売ってますね。

どれも、自分の身についたと思ったときに切捨てています。

本当に必要な趣味なら、ちゃんと復活するから捨てられる

今日復活したのは、菊地成孔のラジオですね。いま、有料で新作が配信されています。

きっかけは、9月末ということでアース・ウィンド・アンド・ファイアーの September がラジオでかかりまくったためです。

これ、夜電波で菊地さんが歌詞を訳していたよな、と思って。

先週復活したのは Wizardry ですね。30年ぶりのリメイク版が発売されましたので。いまレベル5で、次はマーフィーズ・ゴーストを討伐しに行こうと思っているところです。

去年復活したのは、SNK対戦型格闘ゲームです。23年ぶりに餓狼伝説の新作が発表されましたので。Wizに押されて、プレイ頻度が下がっていますが。

September は、「あの9月21日を覚えているか」みたいな内容の歌詞ですが、確かに、人生には、立ち返るべき過去のポイントがあるように思います。

戻りたくなったら戻れますので、たまってきた趣味のものを処分して、新しいものが必要なときに入れられるように、物理的・精神的な隙間を空けておいてみるのはどうでしょうか。

Steam Deckのゲームが起動しない問題は、時間が解決する

Steamは、PC版でもDeck版でも、ゲームが起動しない問題に悩まされます。

起動しなくなった場合の対策がネットで紹介されており、私もいろいろ試してみましたが、いずれも気休めという気がします。

今の対策は、「数週間ほど置いておき、久々に起動してみる」。これです。

PC版Steamも、Deck版も、起動するたびにアプリや、Deck用の起動ソフト、SteamOSがアップデートされます。

この、自動アップデートで直ることが多いみたいなのです。

Steam Deckをときどき起動して、Wi-Fiにつないでおく。あれこれ試して時間を浪費するより、果報を寝て待つのがおすすめです。

P.S. お掃除ロボットとかでWi-Fiにつながるモデルも、同様にオンラインアップデートでいろんな不具合が解消します。ネットにつながる家電は、ちゃんとつなげておきましょう。

何らかの方法で、メーカーに不具合を報告しておくのも手です。

Firefox, Edge, Chrome を PC で使い分けている話

Firefox は、セキュリティをガチガチに固めて、普段のネットサーフィンに使います。

Edge は、マイナンバーカードを利用するサービスや、ネット通販に使います。

Chrome は、Google などの各種サービスにログインしっぱなしにするために使います。

Firefox をガチガチにすると、Wordpress や Amazon Pay すらまともに動作しなくなるので、そういうのには使いません。ネットバンキングは OK。uBlock Origin を使うと、YouTube の広告が出なくなるというすごみがあります。

Edge は、Windows 標準アプリとして、何でもちゃんと動作する安心感を利用しています。

Chrome でログインしっぱなしにすると、PC をスマホみたいに使えます。

あと、ブラウザは PDF ビューアにもしています。開いたままで、PDF のファイル名が変更できるのがメリットです。

オンデマンド版の出版物(書籍、同人誌)を買ってみる

オンデマンド出版ってご存じですか?

まとまった部数をあらかじめ見込み生産しておく従来の出版と異なり、受注生産される本のことです。通常、絶版となっている本を少部数で販売する際に利用されます。

商業出版の場合

業者の例:デジタルパブリッシングサービス

商業出版の場合は、ISBNも、元の絶版本とは違うコードが振られます。

『消費税法の考え方・読み方』も、2015年にオンデマンド版(OD版ともいう)が出ました。通常版は、5,000円(抜)でハードカバーでしたが、オンデマンド版は、8,000円(抜)でソフトカバーと違いがあります。

あと、活字もちょっとフォーカスが甘いかな、と感じます。

商業出版の場合は、単なる再版という感じで、普通に書店やネットで注文すれば入手できます。また、結局、在庫がなくなると買えなくなってしまいます。

税務経理協会では、ほかにも、オンデマンド版を出しているようです。『法人税法の考え方・読み方』も再発してくれるとうれしいのですが。→『簿記の考え方・学び方』

OD版でしか手に入らないものもあるので、書店の在庫情報や出版社の書誌情報に「オンデマンド」「OD」などで検索してみると、珍しい本が見つかりますよ。

同人誌の場合

pixivFACTORY(同人誌)

pixiv のアカウントがあれば、BOOTHでオンデマンド出版の同人誌が買えます。

文字通り、注文・決済を受けてから、宮城の工場で印刷・製本し、発送してくれます。

なので日数はかかります。私の場合は注文から到着まで10日前後かかりました。また、雪のシーズンは遅延も考慮するとよいかと思います(全通販に言えますが)

『はじめる!侍魂斬紅郎無双剣COMPLETE EDITION』

こちらは、品質はまったく問題ないですね。通常版よりは劣るとのことですが。コート紙のカラー表紙に、モノクロ頁は厚めの用紙にきれいに印刷されていました。

購入履歴から、PDF版もダウンロードできました。

コミケや同人誌即売会に行かなくても、在庫を確認しなくても、紙の同人誌が気軽に手に入るので、オンデマンド版の購入はおすすめです。(別途送料が330円かかりました)

頭を使う仕事の人に対戦型格闘ゲームをおすすめしたい理由

その理由は、頭のコリがほぐれるからです。

今月の『文藝春秋』(2023年2月号)に、村上春樹の最新インタビュー(という名の新刊『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』の宣伝)が載っています。

気が散るので、小説を書きながら音楽を聴くことはまずありませんが、翻訳はまあだいたいテクニカルな作業だから、音楽を聴きながらでもできちゃうんです。

「僕とクラシック・レコード」『文藝春秋』2023年2月号

村上さんは、翻訳はある種、趣味だとも述べていました。

小説と翻訳とでは、脳の使う部位が違うので、交互にやるとちょうどいいのだそうです。

税務会計業務で疲れたら、ゲーセンで癒されよう

税理士にとっての対戦型格闘ゲームも、同じだと思います。

税務会計で使う頭と、対戦型格闘ゲームで使う頭は、まったく異なる気がします。

格ゲーでは、「脳を使っていないのでは」というレベルの反応速度が求められます。まあ、目で見て音を聞いてはいるので、使ってないということはないと思います。

「仕事して疲れたあー、眠いー」と思ってゲーセンに行くと、すんごいハイスコアが出せたりします。眠気も取れる。まさに『テレビゲームと癒し』です。

逆に、疲れていないのにゲーセンに行っても特に効果は感じられません。仕事が終わってからゲーセンに行きましょう。

私がゲーセンに行きたくなるとき

私が一番ゲーセンに行きたくなったのは、税理士試験の本試験を受験直後。

試験会場の早稲田大学は、なんと、ゲーセンミカドから徒歩圏なので、毎回(3回)行きましたね。

二番目は、この仕事に転職したばかりで、慣れない業務にストレスフルになった後。

前職で業歴が長くなり、新しい仕事と向き合うつらさとは無縁だったときは、ゲーセンに行こうとは思わなかったですね。

頭を使う仕事の方は、「昔取ったきねづか」の対戦型格闘ゲームで、脳のコリをほぐしてみてはと思います。

「両手が自動で操作しているよう……」と思えるくらいにやりこんだゲームがおすすめです。

40代が生きていくために必要な「中二の魂」

スラムダンクが映画化されるなど、いまは90年代リバイバルの真っ最中。

40代の90年代といえば、中二(14歳)ころを中心とした時代だったのではないでしょうか。「中二病」とも揶揄される、よくも悪くも、異様に生き生きしていた時期です。

その頃は、いろんなことがあったと思います。とくに、他人から眉をひそめられるような趣味にふけったりした時期なのではないかと。

当時はまっていた音楽やゲームなどで、現在は、やめてしまった趣味もあると思います。

中二のときの趣味が、今も自分の心を揺さぶるなら

先日、「Wind Climbing ~風にあそばれて~」(1994)という曲がラジオから流れてきて、ふと涙が浮かんでしまいました。

YouTubeのコメント欄には、同じような大人たちのコメントが多数。中二のころに聴いた音楽が、大人になってから突き刺さるのです。

思わず、音源をダウンロード購入してヘビロテしてしまいました。

一方で、今、中二当時と同じものを体験して、まったく心に響かないものがあるのも事実。それは、自分のなかでリバイバルさせる必要はないと思います。

今でも心臓の鼓動を高鳴らせ、涙させる中二病時代のものと再会したなら、それは、40代以降も、生きていくための伴走者として連れていっていいのではないでしょうか。

この曲のほかには、自分にとっては、「サムライスピリッツ斬紅郎無双剣」(1995)がそれです。けして多くはありません。

40代以降は、中二のころのように、心を震わせることは少なくなってしまうもの。

自分の大事な魂(by 佐野元春)を思い出すために、懐古といとわず、当時の趣味を復活させるのも悪いことではないと思います。

自分自身の生きる気力をも、復活させることにつながるはずです。

税の感情論

たとえば、税務申告や税務調査対策の本を読むときも、著者、税理士、税務官、税務署長、法律や税制を作った官僚、政治家の情動シミュレーションをしながら読めばぐっと読みやすくなる。税制というものが作られた背後には人間の情動が蠢いている……

意外と知られてない、自分を飛躍的に成長させる読書テクニック

税務と関係のない文章を読んでいたつもりが、突然税務の話を読まされる経験がけっこうあります。『人を動かす』に出てくる税務調査官のエピソードみたいに。

今回は、「分裂勘違い君劇場 by ふろむだ」から。情動シミュレーションというと???となりますけど、税法・通達を書く人や税務訴訟を担当する裁判官の気持ちを想像することの重要性は、わかります。

最近話題の「収入300万円以下は事業所得じゃなく雑所得にする」という話も、税金を取る側の人たちに「ざけやがって、こんなに給与所得がある奴が副業で損失を出したからって、なんで還付しなきゃいけねーんだ?」と思わせるようなことがいっぱいあったんでしょうね……。消費税法も、まさに作る側の情動の連鎖で複雑化してしまいました。

税法や通達・税務訴訟を、「単なる論理の組み立てに過ぎない」と勘違いすると痛い目にあうのだろうな……と、推測します。

ネット検索の時代は終わった

90年代の終わりから2000年代中頃までは、検索すればいい情報が見つかりました。個人のホームページがめずらしかった時代です。時間と知識のある人しかホームページを作れませんでしたので、平均的な質が高かったのです。ネット検索は宝探しの時代でした。

インターネット広告市場の発展にともない、広告の貼り付け先になるWebサイトが無数に増大した近年から、ネット検索がごみだめあさりの時代になってしまったのです。フォーマットにのっとった商用ブログ、ホットワードに乗っかっただけの自動生成情報……。

いま、私はネット全体の検索はしません。自分の感覚に近く信頼できるブログやツイッターアカウントを見つけて、それを数十年にわたって日々見る、そのブログ内やアカウント内を検索するようにしています。愛読誌を持つようなイメージです。

そういうブログが見つからない? そういうブログを知っている身近な人を、愛読誌とするとよいです。

TwitterやYouTubeにログインせずに楽しむ方法

アカウントは作りたくないけどサービスを利用したい人向けの情報です。

Twitter

スマホで見ると、すぐにログインしろ画面が出て見えなくなってしまいますが、PCからなら手はあります。フォローしたいアカウントをブックマークして、まめにチェック。

しばらくすると、左のような表示が出て止まってしまいますが、PCのブラウザなら、ここからスペースキーを2回押すだけで突破できます。たまに反応しないこともありますが、やり直せばOK。

再開してまた時間が経つとこの画面が出ますが、同じ方法で突破できます。

YouTube

ログインなし・広告なしで最新アップロードの動画をフォローしたいなら、Bingです。

チャンネル名で動画検索をして、日付を「1 週間以内」を指定すれば、直近の動画だけ見られます。検索結果がないときは、期間を長くしてみてください。そして、この検索結果のURLをブックマークしてまめにチェックです。

しないことリスト2022

ついついやってしまいがちなことをリストにして、毎日見返しています。やらなくなったことは除外して入れ替えます。前つくったリストとは様変わりしましたね。

時間・お金の無駄、健康悪化等を反省してリストを作ります。「欠かさない」「忘れない」だと「することリスト」になってしまいますが。

お酒を1合以上飲まない
飲酒後ネットを見ない
22時00分以後ネットを見ない
22時30分以後に入浴しない
0時を過ぎて就寝しない
消毒を欠かさない
薄着しない
フライドポテトを買わない
脂っこいものを食べない
気持ちの下がることを見ない、しない
時間がないとき小さな店でランチしない
フードコートで分散注文しない
休憩なしでレジャーしない
充電を忘れない
使ったものを放置しない
折り畳み傘を鞄から離さない
電車の上りと下りの発車時刻を見間違えない
国税庁サイト・基本書で確認するのをさぼらない
他の可能性があることを忘れない
印刷しない
モノを重ねて置かない