【マンション節税】最高裁令和4年4月19日判決が、数値基準を示さなかったことの意味を考える

最高裁令和4年4月19日判決の全文が出ました。実務に使える判断基準が示されなかったことに、実務家からは「期待外れ」との声も聞かれますが、最高裁判事の気持ちもわかります。 本件各通達評価額と本件各鑑定評価額との間には大きな … 続きを読む

『新九郎、奔る!』(9)

「麒麟がくる」にも「光秀、ついに歴史の表舞台へ」という回がありましたが(義昭を逃がす回)、『新九郎、奔る!』では9巻がそれに該当します。 今作は読みやすい。というのはやはり知っている内容だからだと思います。『日本の歴史  … 続きを読む

『正直不動産』の参考書に最適な『サザエさんの「花沢不動産」はなぜ潰れないのか?』(齋藤智明、2016、宝島社)

『正直不動産(リンク先は原案者コラム)』(夏原武・水野光博、ビッグコミックス)の13巻が出ました。借地権と底地権の話、税務では出てくるけれども、個人としてまず遭遇せず実感しにくい内容が、わかりやすく書かれています。 とは … 続きを読む

税務エッセイのすすめ『守之節 税理士のワビ、サビ、洒落、そして作法』

大きな本屋に入ったら、税務・会計の書棚を見るのですが(これが、税法が法律扱いされてない証拠と述べるのが『プレップ租税法』)、Twitterで見かけた本があったので買ってみました。 税務職員出身の税理士として知られる著者の … 続きを読む

税理士のための400箇条

税理士新聞連載をまとめた『税理士のための百箇条』シリーズもついに4冊目。400箇条になりました。 平成27年ころから読んでいます。4冊目から突然装丁が変わって、「税理士のための百箇条」は副題に。逆に「実務と判断の指針」と … 続きを読む

木下是雄『レポートの組み立て方』ちくま学芸文庫、1990

近々、レポートを書く予定があるので、下準備のために電子書籍で読了。実は、学生時代に読んで以来、再読です。まったく内容を覚えていませんでしたね……。 文系の学生や若い社会人が、レポートの書き方の具体的な技術を学ぶための本で … 続きを読む

『正直不動産』(12)

ジャンル的には、お仕事漫画ということになりますが、「士業もの」=宅地建物取引士ものでもありますね。社会保険労務士もの『ひよっこ社労士のヒナコ』が近いです。探すと税理士ものもあるようですが、あんまり税理士関係なさそうです。 … 続きを読む